お知らせ

2016.08.04 海外研修

オーストラリア海外語学研修⑪

 雨と強風に迎えらる朝となりましたが、それでも登校時にはほぼ収まりました。

 

 今朝はWhole School Assemblyが開かれ、数々の報告や表彰が行われました。

DSC04519

 

 その中で鶴ヶ丘高校への歓迎の言葉をいただきました。とても流暢で素晴らしい内容の日本語で迎えてくれました。お礼の言葉として、代表としてYumaがスピーチをしました。こちらも上手な英語できちんと暗記し、最後にしっかりと笑いもあり、見事に大役を果たしてくれました。短いスピーチだったとは言え、数百人の注目を浴びて英語で話すというのは、度胸も必要ですし、なかなか出来るものではありません。この経験は後に生きるはずです。

DSC04518  DSC04523

       出番を待つYuma                                                      見守る仲間たち

 

 午前中はGrace Lutheran Primary School(初等学校)を訪問しました。日本でいえば小学5年生と6年生の日本語の授業に参加をし、互いに自己紹介をしました。小学生たちは自分のノートを開いて、できるだけ習った表現を使ってみようと一生懸命になってくれていました。

DSC04545  DSC04544

 

 小学生にして、パワーポイントを駆使し、自分の興味のある日本を発表するということもしています。恐るべし、Australia。恐るべし、Grace。

DSC04548

 

 Lunch TimeもPrimaryの生徒たちと一緒に過ごし、食後は一緒になって遊んでいました。子どもが素直で無垢なのは世界どこでも同じで、校内を歩いているとどこからともなく「コンニチハ!」「ワタシハ○○デス」という言葉が飛び交っていました。恥ずかしそうに近づいて話しかけてくれると、本当に嬉しく、その一生懸命な気持ちに心が打たれます。

DSC04552   DSC04556

 

ごみも自分たちで拾い集めているんですよ。当たり前ですけど、この歳にして、凄いですよね。

DSC04560

 

 小学生の次は、もっと小さな子どもたち。Preparationの5歳児たちと触れ合いました。お人形さんたちのように可愛いです。可愛すぎで、自然と微笑んでしまいます。

DSC04570

 

 そんな彼らに魅了されながらも、鶴ケ丘の生徒たちは日本の絵本を読み聞かせ、折り紙をしてみました。日本語の絵本は大丈夫かと心配でしたが、言葉は分からずとも、絵と手振りで理解してくれていました。素直な心って、まっすぐな気持ちって、本当に大切ですね。

DSC04564

 

 折り紙は飛行機が大ヒットでした。誰の飛行機が一番遠くまで飛ぶのか競っていました。なぜか後ろへ飛ばしてしまうこども、下から上へ突き上げるこども、飛行機を失くしちゃうこども。そのどれもに癒されていました。「Where is my plane?」の悲しそうな言葉に切なくなってしまいます。

DSC04575

 

 午後は現実世界に戻り、5th Period・6th PeriodのESLを受けました。来週月曜日はEKKA Holidayという祝日になり、EKKAについて少し学びました。オーストラリアを感じられるイベントが開催されるようなので、Host Familyも彼らを連れて行ってくれるのかもしれません。

 DSC04577

 

 そして、最終日に開くFarewell PartyのInvitationを書く練習をしました。もうそんな準備を始める時期なんですね。みんな時間の流れの早さに驚いているところです。

 

 

 指折り日付を数え、今ここで何ができるか、残された時間にまだやれることを思い描いているようでした。

 

 明日が終われば、終わりがもう見えてきてしまいます。

 

 

 

 

 

 

アーカイブ: