学校生活
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校長通信

『校長通信』 第5号

2018. 3/19

春の足音が感じられる今日この頃、皆様はお元気でしょうか?

さて、この通信も今回で本年度では最後となります。

今回は、新入生や新2・3年生にこの春休みに考えてほしい「読む力」についてお話したいと思います。

この「読む力」については、本校のグランドデザインでも育てたい力としています。

 

「本を読んでいますか?」と、私自身皆さんによく問いかけます。さらに、「教科書は、読んで理解できていますか?」とも。

なぜそのようなことを聞くかというと、人間が理解を深めるときに必要となるのが「読む力」だと考えているからです。

日々学習していることを理解しているとは、どういう状態を指すのでしょうか?

中学校で使ってきた教科書、高校1・2年生で使ってきた教科書を精読出来ず、あいまいにしか文を読めていない状態は理解している状態なのでしょうか。

 

もし、受けた授業の内容や意味を十分理解しないまま、無理やり覚えて、それも理解した状態だと考えているならば、それでは人間はAI(人工知能)と変わらない存在になってしまいます。

AIは、今のところ言葉の意味は全く理解できません。

AIは言葉の意味を理解して答えを出しているのではなく、ただ膨大なデータに基づいて答えを出しているのです。

 

それに対し人間は、状況や意味を理解することができます。

理解を深め、学力を定着させるには、授業を聴き、自分自身でしっかり教科書を読み、必要に応じては、関係する書物を読んで調べていくことが大切で、そのことが「主体的に学ぶ」・「主体的に考える」 ことだと思います。

さらに、そこから他の人と議論し、共に考え協働できることが「主体的・対話的な深い学び」すなわちアクティブラーニングなのではないでしょうか?

 

まずは、興味のある分野の本を、手に取って読んでみることです。

また、授業を受ける前後に、教科書を読んでみましょう。

英語や国語は、音読するのもよいでしょう。

 

春休み、すでに使ってきた教科書、真新しい新年度の教科書を、ぜひ読んでみてください。

すでに使ってきた教科書は、さらに学力を定着させることができ、真新しい教科書からは新しい興味を引き出してくれることが期待できます。 

生徒諸君、やってみよう!!