学校生活
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校長通信

『校長通信』 第6号

2018. 5/2

 こんにちは。

 鶴ヶ丘高校では、この四月に491名の新入生を迎えて全校生徒1259名で新しい年度をスタートしました。

 本校は、本年度で創設68年を迎え、また日本大学は来年130周年を迎えます。現在の目まぐるしい変化の中、ともするとないがしろにされがちな先人の思いや、大切にされてきたことを我々教職員は、今の鶴高生に伝える義務と責任があると思っています。

 このような思いから今回は、日本大学第五代総長(現在の学長)永田菊四郎氏にまつわる本校の大切な『三つの宝』についてお話をしたいと思います。

 永田総長は、本校第五代出口忠校長と深い親交があり、よくいきなり「オーイ オルカ」と校長室に入ってこられることも多く、その後生徒をつかまえてはいろいろお話をしてくださり、人気の的であったそうです。

 そのような永田総長にまつわる一つ目の『宝』は、本校の三校訓「自主創造」「真剣力行」「和衷協同」の総長直筆の書です。昭和四十一年に三大額が出来上がり、今現在も鮮やかに正面玄関に掲げてあります。

 二つ目の『宝』は、現在、出口校長作詞の本校校歌の石碑の左に植えられている紅梅です。この梅の木は、総長のご自宅からご自身で運ばれ、鍬まで自身の車に積んでこられ、お手植えになった木です。現在も春に先駆け、紅い花を咲かせ、芳香を放ち咲いてくれています。この紅梅を出口校長は、「・・・紅ぞ、われらが生命・・・」と校歌の一節に取り入れていらっしゃいます。

 三つ目の『宝』は、総長より贈られた大きな鏡です。出口校長は、この鏡を「心鏡」と命名し、生徒教育の一環とされてきました。

 登校したらまず一人一人が自分の姿をこの鏡に映し、自身の顔色をみて健康状態を判断するように、併せて頭髪、服装が、鶴高生として恥ずかしくないか否かを判断せよと、さらに最も大切なことは、この鏡に自分の正しい心を映すことだと、おっしゃっています。この鏡は現在も登校した生徒の姿を映しています。

 デジタル化され、多様な価値観がある中でも、本校はこの『三つの宝』に見守られて、生徒達の成長に寄り添い、ともに発展していきたいと改めて感じています。

 校歌の一節「・・・諸木々の みどり葉さやに むつみあい 永遠に栄えん あゝわれら 日本大学 鶴ヶ丘  鶴ヶ丘」と、この初夏の季節、熱い先人たちの思いを感じてみてほしいと思います。

   生徒諸君  校歌を大切に歌いつないでいこう!