お知らせ

2020.08.20 国際理解

【国際交流】ZoomPal Project 第1回ミーティング

提携校のグレース・ルーサラン・カレッジ(オーストラリア・ブリスベン)との

共同オンラインプロジェクトがこの夏スタートしました。

その名も、『ZoomPal Project』。ビデオ会議システム「Zoom」を使用し、「pal(仲間、友達)」と繋がろうという企画です。

この度のコロナウイルスの影響により、鶴高においても修学旅行、語学研修をはじめとするたくさんの国際交流企画が実施できなくなってしまいました。大変残念ではありますが、この状況でもできることを少しずつ続けていきたいと思い生まれたプロジェクトです。

単発のものではなく、本当の友情をはぐくむことを目的としているため2021年の3月まで1期生の活動を続けていきます。

鶴高・グレース高からそれぞれ30名の生徒が参加しオンライン上で「buddy(相棒、相方)」と1対1の会話をします。

8月19日がその初めての顔合わせとなりました。生徒たちは緊張しつつも楽しんでくれていたと思います。

準備してきたことが思うように実践できなかったことや、予想していたよりも自分の

英語が通じないことなどにより悔しい思いを味わった生徒もいたようですが、まず勇気を出してこの企画に参加し、

1回目を終えたことを自信にしてほしいと思います。

 

<生徒の振り返りより>

「幸い私のバディの子はとても優しくて明るい子だったので緊張もすぐ解けて、もっともっと相手が何を話しているのかすぐにわかるようになりたい。自分がわからないのが悔しい。そういう感情が生まれてきました。一対一だからこそ、深い話ができるからこその感情だなと感じ、次までにはもう少し話せるようになりたいなと思います。最後の終わりには2人でくだらない話もできるくらいリスニングもスピーキングも上達させたいなと言う明確な目標も決まって改めてこのプロジェクトに参加してよかったと思いました。」

「今回のZoomPalにむけて昨日のうちから自己紹介文や質問内容などの英文を準備して参加しました。しかし、実際にバディとお話をすると聞きたいことを聞けなかったり、伝えたいことを伝えることができなかったり、準備してきたことが役に立たないことがありとても苦しく悲しい思いをしました。その中でも頑張って何回も伝えようとすると伝わる時があってその時はとても嬉しかったです。」

 

言葉がうまく伝わらず、もどかしい思いをすることもまた異文化コミュニケーションの醍醐味の一つだと思います。

「次はもっと・・・」の気持ちを大切に、生徒たちには挑戦し続けてほしいと思います。

 

次回の第2回ミーティングのレポートにもご期待ください!

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