2016.08.12 海外研修
オーストラリア海外語学研修⑲
登校時は全ての日で天気に恵まれ、本当に毎日気持ち良く登校することができました。
ここBrisbaneの気候の良さを全身で浴びながら、最後の通学路を辿ります。
本日GLCでは、Student Council(生徒会)主体による『Aware Day & Free Dress Day』の日となっています。
Concept:
「世界中で飢餓で苦しんでいる人々がいることを、今一度認識し、$2の募金をしましょう。参加してくれる人は、私服で登校してもいいですよ」
このような素晴らしい活動に参加するのも、一つの経験ですので、鶴ヶ丘の生徒たちも今日ばかりは私服で登校してきました。制服でないと、本当にGLCの生徒たちに混ざってしまい、見つけるのに一苦労です。
1st Period ・ 3rd Period ~ 6th Period Buddy's Class
幾度となく参加させてもらったBuddy's Classも最後となってしまいました。初めは何をやっているのか全く理解できず、時間を持て余してしまうこともあったかと思います。
それでも今になってみれば、強制的にでもその英語のシャワー、本物の英語の早さを浴びせられたことが、彼らの聞く力になっていることは疑いようがありません。
生徒たちも、Buddyや友だち、Host Familyの言っていることが前より分かるようになってきたと、いつも言ってくれていました。
英語力だけでなく、そこで色々な生徒から話しかけてもらっていました。その時に感じる優しさや、人に対する気遣いや思いやり、そういった大切なことを身をもって実感したと思います。
2nd Period Japanese Class
こちらもいよいよ最後となってしまいました。最後は10年生、同級生の授業に参加しました。Interviewはほどほどに、Gameをして盛り上がりました。
お箸でグミをつまんで、別のお皿に移すGameでは、予想以上にGLCの生徒がきちんとお箸を使いこなしていることに驚かされました。7人のチームレースでしたので、鶴ケ丘の生徒はちゃんと貢献できたのでしょうか。
最後に今までJapanese Classで作り続けていた折り紙の壁画を見に、図書館へと向かいました。鶴ケ丘とGLCの生徒が協力して作り上げた『架け橋・Link Up』とタイトルの付いた作品が、そこにしっかりと飾ってありました。
姉妹校として、互いの絆をより強固なものにする証になると思います。8人の生徒たちが、その架け橋の一部になってくれたことは間違いありません。
以上で、3週間に渡ったGLCにおける研修は修了となります。
昨夜のFarewell Partyの後、正直な自分たちの気持ちを伝えたので、家族との距離がより一層グッと縮まったようです。Familyからも温かい言葉をもらい、今までよりもずっと近くに感じながら話ができたようです。
何でもっと早くにって思っているけれど、でも今だからこそなんですよね。別れがそこにある大切なものに気付かせてくれたんですよね。
明日は、Host Familyとの本当に最後に残された時間です。土曜日ですので、学校はありません。
どんな一日をHost Familyと過ごすのでしょう。何をしていても一日中、時間を気にしてばかりいる自分に気付くのだと思います。時の早さに驚き、時計の針が進むたびに寂しさが募り、一刻一刻と迫る別れの時から目を背けたくなるはずです。
もう二度と戻れないこの時を、今抱いている温かくて柔らかい気持ちを、大切に大切に、大切な心の引き出しにしまっておいて欲しいと思います。
またいつか取り出してみた時に、その輝きが失わないように。