2017.08.20 海外研修
ニュージーランド海外語学研修㉔
海外研修24日目。いよいよ帰国の日となりました。初めはその日程を長く思うこともありましたが、この日を迎えた今は、誰にも止められない誰もに平等に訪れる時の流れの物悲しさを、一人ひとりが受け止めようとしていました。
早朝5:00am(日本時間2:00am)にmorning callが入り、5:30amからみんなで最後の朝食を取りました。とても早い時間ではありましたが、体調も良く、しっかりとエネルギーを補充していました。
出発時には余裕のあったluggageの重量ですが、24日間でたくさんの思い出とともにそれだけ荷物も増えていきました。23kgという数字が懸念されましが、持ち込み手荷物などに上手く仕分けて、何とか詰め込むことができました。6:30am、まだ暗い闇の中、Auckland International Airportへ向けてHotelを出ました。
それぞれにCheck Inを終え、luggage dropも全員問題なく通過しました。逆に持ち込み手荷物7kgまでの制限に怯えることとなりましたが、声を掛けられることもなく、無事に全てを日本に持って帰れそうです。
手荷物検査を終え、Boardingまでの時間で最後の買い物などをして、残りのNZドルを上手に使っていました。搭乗するはずの航空機のAucklandへの到着が遅れたため、30分以上遅れてのBoardingとなりました。
虹がかかった空に向け、10:30am(7:30am)頃離陸をし10時間20分ほどのFlight中に、あまり眠ることもなく過ごしていたようです。成田にlandingをして、この海外研修も終わりの時を迎えます。
行きのChristchrchではひとつluggageが出て来ないというハプニングがありましたが、今回は乗り継ぎもなく、無事にみんながluggageを受け取りました。さぁ、いよいよその時ですね。
到着ゲートで家族に迎えられ、全ての日程を終えることとなりました。
約3ヶ月前に始まった9人の仲間が、全てを終えてそれぞれ別々の帰路につくことになりました。
この海外研修の終わりを憂いていたのは、もしかしたらこの9人の仲間と離れることだったのかもしれません。苦労や喜び、寂しさや悲しみを分かち合い、同じ時を過ごして互いに支え合った時間を終わりにしたくなかったのかもしれません。
他の活動も多い夏期休暇中に、海外研修という場所に多くの時間を投資したはことは尊敬すべきことです。そしてその価値は、あなたの心だけが決められることです。
そんな彼女らが過ごした日々を共にできたことを、嬉しく思います。これから訪れる日常の中で、互いに顔を合わせる時、この3週間がよみがえれば、過ごした時間が再び動き出します。
生涯の宝物になるこの経験を、これからも大切にしてください。大切なのは何を学び感じたのではなく、それをどのようにこれからの人生で活かしていけるかです。その想いとともに生きることが、出逢った全てへの感謝であり、その想いを抱いている限り、あなたの心に過ごした日々がいつまでも輝き続けます。
今はただ、24日間を振り返りながら、自分を待ってくれていた存在がいてくれることの幸せを感じて欲しいと思います。
The Pathway to Wisdom.