2016.08.09 海外研修
ニュージーランド語学研修15
8月9日(火)研修15日目
フェアリーの天気 晴れ 8時30分の気温-3℃
今日は先週の土曜日に予定されていた鶴高生だけのOamaru旅行の日。9時にバン2台で学校を出発。ドライバーはReece Goldsmith校長とAyuのHost MotherであるMel Scott。11時前には最初の目的地,Oamaruダウンタウンに到着。Oamaruはオマルストーンと呼ばれる白い石が採れ,この町の古い建物はどれもこのオマルストーンで作られている。だから火事でも燃えないため,木造の家が多い他の地域と異なり,ニュージーランドでは最古の建物がたくさん現存しているのである。
まずは全員でSTEAMPUNKという博物館に行った。ここは,もし電気が使えなくなったら・・・という仮定の下,ビクトリア朝の頃のように蒸気を使って全ての生活を賄うことをコンセプトにした博物館である。館内にはOamaruの市民から寄贈された数々のクラシカルなものが展示されている。
STEAMPUNKにて。
STEAMPUNKを出たらダウンタウンを歩いていったん,車を停めた場所に戻り11時45分~12時30分を自主研修時間として車を停めた場所を再集合場所に指定した。生徒たちは土産物探しにいくグループ,公園に遊びにいくグループ,目的も無く歩き出すグループと,まさに蜘蛛の子を散らすかのように散らばっていった。
町に繰り出す買い物チーム。
12時30分から12時55分までが海を目の前にした公園でランチタイム。私が先週の土曜日に来たときに比べると風がなく快適。Ayaがおにぎりをたくさん作ってきてくれ,生徒は狂喜乱舞。おにぎりはいつの時代も日本人のソウルフードである。
ランチタイムの光景。Ayaのサプライズおにぎりに大喜びの生徒たち。
額縁風のモニュメントがあったのでそこで集合写真本日2枚目。実はこれは"Alps to Coast"という約300キロ離れたMt. Cookから自転車で走るコースがあり,そのゴールがここOamaruのこの場所なのである。そこで無事に完走した人のため,記念写真用に設置されているものである。
13時に出発し,10分ほど走った所にあるBushy Beachで車を停めた。ここも先週の土曜日,私が下見した場所。Yellow Eyed Penguinの営巣地があるのだが,朝か夕方以降でないとペンギンを見ることは難しい。ただ,その替わりにアザラシのジョージ(Reece Goldsmith校長が名付けた)が今回も出迎えてくれた。
アザラシのジョージと人間のジョージが共演。
本日3枚目の集合写真。
海岸でアザラシと戯れている我々をAyaが上から撮影。
14時にBushy Beachを出発し,Moeraki Bouldersに14時25分到着。Moeraki Bouldersとは海底に沈殿する化石や骨のカケラなどに,海中の鉱物の結晶が均等に付着して凝固し,それが約6000万年も続き現在の大きさにまで生成されたもの(らしい)。元々は海底にあったが,地殻変動により現在のような姿を現した(らしい)。日頃の行いが良いためか,干潮という幸運にも恵まれ,満潮時だったら海面にその姿を眺めるだけだが,今回はさわり放題,乗り放題。
いつもは海の中にあるMoeraki Bouldersが干潮時のためこのように姿を現していた。
生徒15名にGeorge, Goldsmith校長も入って本日4枚目の集合写真。
Moeraki Bouldersのポージングでもう一枚!
ボルダーから海に落ちずに飛び越えられた者には幸せが訪れる(のかな)。
14時50分にMoeraki Bouldersを出発。途中でTip TopのアイスクリームをGoldsmith校長から生徒へプレゼント。
シングルで3ドルなのに2つもフレーバーを選べて半端ないボリューム。
その後,OamaruのNew World(スーパーマーケット)で15時50分~16時20分まで買い物&トイレ休憩し,途中CaveでReina, Aikaを下ろして,Richardsons Rd.でElena を下ろして,学校には17時55分に到着した。Goldsmith校長の計画通り,時間通りに無事に終了した。
さて,明日はP1,2とバディの授業に参加した後,MACKENZIEの生徒も含めてのWednesday Sportsの日。天気は明日も良さそうなので素晴らしい経験ができそう。