2019.07.30 海外研修
2019オーストラリア語学研修3
7月29日(月)
それぞれのホームステイ先で週末を過ごした生徒達が元気に全員登校し、グレースでの学校生活が始まった。
グレースでの1日はおよそ次のようになっている。
(登校)
8:30 バディとともにHR
8:55〜9:45 1時間目
9:45〜10:35 2時間目
(モーニング・ティー)
11:00〜11:50 3時間目
11:50〜12:40 4時間目
(昼休み)
13:25〜14:15 5時間目
14:15〜15:05 6時間目
放課後の部活動はあまり行われない。学外でさまざまな活動(スポーツ等)に参加している生徒が多い。
なお、モーニングティーとは、朝食と昼食の間の軽いおやつの時間で、めいめい芝生やベンチなどに座ってシリアルバーや果物を食べる。
鶴ヶ丘生徒のこの日の時間割は、
1時間目・2時間目 日本語クラスに参加
3時間目・4時間目 英語レッスン(現地生徒の英語の授業ではない)
5時間目・6時間目 バディ(行動をともにする生徒)の授業に参加
であった。
バディはことあるごとに生徒達を所定の場所へ送り迎えしてくれ、困ったら助けてくれる、非常に頼れる存在である。
バディはホームステイ先の生徒が兼ねることが多いが、別に学校での生活だけをともにするスクール・バディがいる場合もある。
グレースでのはじめての授業は、7年生(日本でいう中学1年)と10年生(高校1年)の日本語の授業であった。
定番の折り紙から、英語と日本語でお互い情報を共有しないと解けないクイズ問題など、楽しく日本語が学べる内容になっていた。
まだホストファミリーとしか話していなかった生徒達も、緊張しながら少しずつ会話を重ねていた。
英語の授業では、担当のRowan先生が、1人1人に自己紹介をさせながら少しずつ話す力を引き出し、緊張をほぐしていってくれたおかげで、2時間の授業もあっという間で、生徒達に「話せる!」「話すって楽しい!」と思わせてくれた。
この後、生徒達は迎えに来たバディとともに昼食をとり、午後はそのままバディと一緒に授業を受けた。英語話者のための英語なので彼らにはまだ難解であったようだが、それぞれの先生方がとても親切に対応してくれたようだ。
こうして彼らのグレースでの学校生活1日目が終わった。緊張からの疲れも感じさせたが、達成感と充実感がみなぎり、みんないい顔をしていた。