2019.10.20 修学旅行
2019 2学年修学旅行(先発班) その5
いよいよ修学旅行、最後の1日です。
眠い目をこすりながら、朝6時に起床。4日間お世話になったハイアットリージェンシーホテルともお別れです。
空港に向かう前に、ピースアーチ公園に立ち寄ります。カナダとアメリカの国境にある公園です。日本に住む私たちにとっては、陸上で国境を越えることができるという感覚がとても新鮮です。
ピースアーチのピースとは、もちろん平和のこと。アメリカとカナダの友好関係がいつまでも続くように、との願いが込められています。
白い大きなアーチの内側には、“May these gates never be closed.(この門が決して閉じられませんように)”との文字があります。今繋がっている人と人の心が、これからも繋がり続けますようにというメッセージは、この修学旅行の締めとしてふさわしいなと心から感じています。
ちなみに、ガイドさんによると、ピースアーチはこのバンクーバーのものだけでなくアメリカーカナダ国境に6つほどあるということです。そのため、”this gate”ではなく“these gates”となっているんですね。
カナダで出会った様々な人たち、その人たちがしてくれたこと、素晴らしい自然、自分たちとは全く違う考え方…。それらの人や物が、生徒たちの心の門を少し開けてくれたと思います。せっかく開いたその門がいつまでも、これからの人生で出会うであろう出来事や人々に対して開かれた状態であるように、と引率者として願っています。
楽しい時間はあっという間。バンクーバー空港に到着し、ガイドさんとお別れです。
ガイドさんの生き生きとしたお話や細やかな心遣いあってこその修学旅行!本当にありがとうございました!
空港にて、最後のお買い物を済ませくつろぐ生徒たち。友人との仲も、さらに深まったのではないでしょうか。
10時間以上のフライトの後、成田国際空港に無事到着いたしました。最後まで私たちのために全力で旅をサポートしてくれた添乗員さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。長い間家を空けてみて、帰りを待ってくれる人がいることの幸せを生徒たちも改めて感じていることと思います。どうか、そんな大切な人たちに、この旅での発見や思い出を共有してください。
生徒諸君の心に、この六日間のことがずっと美しい思い出として残るよう、引率者一同祈っています。
先発班の修学旅行を支えてくださった、日加両国の全ての方に心から感謝申し上げます。明日は後発班が帰国します。そちらの記事も是非ご覧ください!