2020.10.10 鶴ヶ丘の授業
<鶴ヶ丘の授業紹介> 第12回 2年日本史
2学期が始まり1か月半が経ちました。3学年が揃って対面授業に取り組んでおり、本来の鶴高の雰囲気が戻ってきています。
日々試行錯誤を重ねながら目の前のことに全力で取り組む鶴高生にこちらもエネルギーをもらっています。
これまでもシリーズとしてお届けしている『鶴ヶ丘の授業紹介』。
本日12回目は地歴公民科で日本史を担当する、長谷川 淳先生の授業に密着しました!
この日の授業は「中世社会の成立」について。平氏の台頭や元寇などが取り扱われており、ダイナミックな歴史の流れが感じられる単元です。
この日印象的だったのはプロジェクター上での立体地図の使用です。なかなか話だけではイメージしづらい地理的事情などが一目でわかり、イマジネーションを刺激されます。ほかにも、歴史をただ昔のこととして扱うのではなく、現在との関連についても述べられており大変わかりやすい授業展開となっていました!
<長谷川先生にインタビュー>
Q:先生の科目の面白さは何ですか?
A:数百年も前の人々が現代のわれわれと同じ発想や視点で物事をとらえていたことに気づいたり、逆に現代とは全く異なる考え方がされていたことに驚かされたりと、飽きることのない学問だと思います。
Q:授業の準備や、実際に授業をするときにどんな工夫をされていますか?
A:単なる暗記科目にならないように、その事象の背景や意義、現代に与えた影響などを考えるきっかけを与えようとしています。実物の資料等も積極的に提示しています。
Q中学生に一言お願いします。
A:第二次世界大戦時のイギリス首相ウィンストン=チャーチルは『未来のことはわからない。しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである』と述べています。ぜひ本校で歴史の授業を通して未来に進む力をつけてみませんか?
さらに、授業に参加していた2年H組の西村君にもインタビューに答えてもらいました!
Q:長谷川先生はどんな先生ですか?
A:とても知識が豊富で親しみやすい先生です。
Q:今授業で扱われているのはどんな事柄ですか?
A:平安時代後期の歴史について学んでいます。
Q:長谷川先生の授業で新しく体験したことや感想を教えてください。
A:教科書に書いてある以外にも、資料集などを活用したり歴史上の逸話を話してくれたりと、大変楽しいです。
Q:中学生に一言お願いします
A:中学校で扱う日本史よりも高校のものはさらに内容が深まるので大変にはなりますが、その分面白いと思うことも多いです。
以上、第12回の授業紹介でした。次回の記事もお楽しみに!
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