学校生活
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校長通信

『校長通信』 第10号

2019. 1/22

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

 

今回は、今後の教育改革に向けて、本校がゆっくりですが確実にチームとして変わり、歩きながら考え、実行していることをお話ししていこうと思います。

今回の教育改革は、2030年の世界を想定しています。その時、目の前にいる生徒達は、20歳後半となっています。

2015年の国連総会では、「持続可能な開発目標の為の2030アジェンダ」が採択され、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals):SDG」が提唱されています。また、OECD(経済協力開発機構)は各国政府や専門家、教員と生徒とともに「個人及びすべての人々がよりよい未来を創造する(Well-being)」為の新しい教育のあり方を議論しています。2030年ごろの日本は、課題先進国すなわち世界で最初に深刻な高齢化と人口減少に直面しています。モデルとする国がない中ではありますが、課題を解決するためのイノベーションは、日本人の勤勉さや技術力を持ってすれば、不可能ではないと信じています。

そして、このイノベーションの要になっていくのが、これから社会に出ていく、目の前の生徒達です。このことから、この教育改革は必然なのだと考えることができます。

 

3学期の始業式では、『社会参画』を我々大人と一緒にやっていこうという話をしました。『社会参画』とは、社会の形成に、企画や計画する段階から、主体的にかかわることです。

今、世界は紛争・貧困・飢餓・地球温暖化・海洋浮遊しているプラスチックのごみなど、多くの課題を目の当たりにしています。課題解決の為にも、バランスよくすべての教科で主体的に考え・学ぶこと、生徒会活動・部活動・行事などから学べる協働する力も携えて、よりよい社会の形成のためのイノベーションができる人材に成長してほしいと思います。そして、生涯リベラルアーツを学び続ける、アクティブラーナーであってほしいと考えています。

 

結びに、現在、本校で取り組んでいる社会参加の紹介をしていこうと思います。

生徒会では、昭和55年から文化祭のバザーで得た収益金をユニセフを通じて寄付しています。これからも、ユニセフの活動をさらに深く学び、支援を継続していきたいと考えています。

また、本校の料理部では、生徒達が考えたお弁当(丼)を販売し、売り上げ数に対して1食ごとに20円の寄付を、慈善団体(Table For Two:TFT)を通じて行っています。この活動では、本校の食堂を委託しているシダックスに、プロとして企画・調理・販売の支援をお願いしています。さらに、この活動は日本大学生物資源科学部 食品ビジネス学科との高大連携教育の一環でもあり、大学の先生方からの教えと、学生たちからの協力もあり、深く学べたことも多くあります。3年目を迎えたこの活動は、疑似キャリア経験にもなり、今後の鶴ヶ丘の高大接続教育・キャリア教育の、さらなる飛躍の大きなヒントになると考えています。

生徒諸君!! 変化に臆することなく、果敢に楽しく挑戦をしていこう

君たちならできる