防災マニュアル

大地震発生時対応マニュアル簡易版

1.発災時

学校内 在校時間中 校内
  • A:教職員(担任・授業担当者等)がいる場合

    <1> 生徒へ指示をする。
    頭を守る。窓側の生徒は顔面にも注意させる。
    体育館内では落下物の危険の少ない場所に生徒を集合させる。
    <2> 傷病者の有無の確認をする。
    <3> ドアを開け、避難口を確保する。
    <4> 非常持出袋を持ち出せるようにする。
    <5> 緊急放送等に従って行動する。ない場合は教職員の判断で行動する。

  • B:教職員(担任・授業担当者等)が不在の場合
    (休み時間や放課後)

    <1> 担任(またはその代行者)は速やかに教室に向かう。
    <2> 人数確認及び傷病者の有無の確認をする。
    <3> ドアを開け、避難口を確保する。
    <4> 非常持出袋を持ち出せるようにする。
    <5> 緊急放送等に従って行動する。ない場合は、教職員の判断で行動する。
    ※全教職員で協力して初期消火と校内の被害状況及び避難経路の安全の確認もする。後に確認した状況を災害対策本部に報告する。

学校外 登下校中 交通機関
利用時

交通機関の指示に従う。
指示がない場合は最寄りの私立学校や避難所等に身を寄せる(学校と連絡を取る努力もする)。

※学校に近い場合(2・3駅以内)は、可能であれば学校へ向かう。

歩行時
  • A:自宅と最寄駅の間の場合
    状況を確認し、可能であれば学校へ向かう。

  • B:学校付近にいる場合
    安全を確認したうえで学校へ向かう。

学校行事中
(部活動の合宿・
試合も含む)

① 生徒への指示(現地の状況に応じて)。
② 人数・傷病者の有無などを確認し、生徒の安全確保を優先する。
③ 現地の責任者(校外授業・修学旅行の際には旅行会社の添乗員も含む)の指示を仰ぐ。
④ 学校と連絡を取る努力をする。

※津波の危険性がある場所にいる場合は直ちに近くの高台か建物の高層階(3階以上)に避難する。

家庭
個人活動中

① 身の安全を確保する。
② 学校に連絡をする努力をする(classiの全教職員グループを活用)。
③ 学校からの発信情報があれば、それに従った行動をする。
④ 可能な状況であったら学校へ向かう(あくまで、自分と家族の身の安全確保が優先)。

2.安全な場所への避難

学校内 在校時間中 状況確認

<1> 生徒の避難を指示する。
状況に応じて体育館または生徒広場・わいわい広場・体育館前広場などに避難させる。
<2> 災害対策本部を設置する。
人員確認・現状把握・傷病者がいれば救急車を要請する。
<3> 情報収集連絡班(広報部)が中心となって情報収集にあたる。
特に校内外については目視での確認も行い、今後の行動を決定する。

学校が安全
である場合

<1> 生徒を避難場所に待機させ、現時点での情報を伝える。
<2> 情報収集連絡班(広報部)は情報発信をする。
生徒の安否や校内の状況について保護者にメールを一斉送信するとともに、ホームページにも情報掲載する(クラス・出席番号・カタカナの氏名表記)。

火災発生等
により学校に
危険性が
生じた場合

<1> 一時避難場所または広域避難場所へ移動する。
<2> 現場の責任者の指示を仰ぐとともに、生徒の掌握に努める。
<3> 仮災害対策本部を設置
人数確認・現状把握・傷病者がいれば救急車を要請する。また、救護場所を安全な場所に確保する。
<4> 情報収集連絡班(広報部)は情報発信をする。
生徒の安否や校内外の状況を保護者に一斉メールを送るとともに、ホームページにも情報掲載する(クラス・出席番号・カタカナの氏名表記)。

学校外 登下校中

安否や現在の所在地を学校に伝える(classiの全教職員グループを活用)。

学校行事中
(部活動の合宿・
試合も含む)

現地の責任者(修学旅行や校外授業の際には旅行会社の添乗員も含む)と相談しながら、生徒の安否や被害状況などを学校に報告する(classiの全教職員グループを活用)。

家庭
個人活動中

安否や現在の所在地を学校に伝える(classiの全教職員グループを活用)。
学校に向かえない場合は学校からの情報を確認する。

3.下校または待機

学校内 在校時間中 学校が安全
である場合
  • <1> 生徒に家庭と連絡を取らせる。連絡が取れない生徒は原則、校内に待機させる。以後はA・Bそれぞれの場合に応じて行動する。

  • A:交通機関が回復した場合

    <2> 自転車や徒歩で通学している生徒は下校させる。
    <3> 明大前駅に教職員を配置して、駅や電車の状況を確認する。
    <4> 状況に応じて電車通学の生徒を下校させる。
    駅に配置した教職員の連絡を基に、時間差をつけて生徒を下校させる。
    <5> 情報収集連絡班(広報部)は必要に応じて情報を発信する(ホームページ・classi・マチコミ など)。
    <6> 傷病者がいる場合は周囲の安全を確保し、応急手当をする。必要に応じて救急車を要請する。

  • B:交通機関が麻痺した場合

    <2> 状況に応じて学校周辺に居住の生徒を下校させる。
    <3> 保護者などが迎えに来た場合は生徒を引き渡す。
    <4> 学校関係者以外が避難してきた場合
    ① 他の私立学校の児童・生徒
    氏名などを聞き、本部の近くに待機させる。
    ② 近隣住民
    状況次第で受け入れる。
    <5> 情報収集連絡班(広報部)は必要に応じて情報を発信する。
    ① 下校した生徒
    ホームページ・classi・マチコミ
    ② 他の私立学校の生徒・児童
    避難校ネット
    <6> 傷病者がいる場合は周囲の安全を確保し、応急手当をする。必要に応じて救急車を要請する。

火災発生等
により学校に
危険性が
生じた場合

避難先の責任者の指示に従う。

学校外

学校からの情報を確認しつつ、適宜状況を学校に報告する(classiの全教職員グループを活用)。

4.宿泊を伴う場合※生徒が帰宅困難な場合

学校内 在校時間中

<1> 情報収集連絡班(広報部)は新たな情報発信をする。
<2> 本校の生徒について
① 生徒を男女別に滞在エリアに移動させ、残留宿泊の準備(全校生徒3日分の飲料水・非常食・簡易寝具あり)をさせる。
② それぞれの分担に応じて滞在エリアごとに伝達や指導に当たる。生徒とともに防災倉庫から物品を各滞在エリアに運搬する。
③ 情報収集連絡班(広報部)は校内外の情報収集と情報発信(メール配信、classi配信、ホームページ掲載等)を行う。
④ 保護者などの迎えがあった場合は引き渡しを行う。
⑤ 交通機関が復旧した場合は状況に応じて順次生徒を下校させる。
<3> 他の私立学校の児童・生徒について
本部の近くの安全な場所に誘導する。その後は本校の生徒に準ずる扱いをする。
<4> 近隣住民に対して
① 安全の確保ができた場所に誘導する。
② 避難住民記録表に必要事項を記入してもらう。
③ 居住エリア・利用施設の説明及び注意事項の確認。
④ 責任者の決定と居住エリアの自治。
<5> 傷病者がいる場合は
別室にて応急手当を行い、感染対策を行う。必要時には救急車を要請する。

学校外
(学校近辺の避難所含む)

<1> 現場の責任者の指示のもとに、生徒を掌握する。
<2> 学校と連絡を取り、現地の情報を発信してもらう。

1.発災時

学校内 在校時間中 校内
  • A:教職員(担任・授業担当者等)がいる場合

    ① 落ち着いて身を守る(頭を守る。窓側の生徒は顔面にも注意。体育館内では落下物にも注意)。
    ② 教職員の指示に従う。

  • B:教職員(担任・授業担当者等)が不在の場合
    (休み時間や放課後)

    ① 落ち着いて身を守る(頭を守る。窓側の生徒は顔面にも注意する)。
    ② ドアを開け、避難口を確保する。
    ③ 自主的に人数と傷病者の有無を確認し、教職員が到着したら報告をする。非常持出袋を持ち出せるようにする。
    ④ 教職員の指示に従う。

学校外 登下校中 交通機関
利用時

交通機関の指示に従う。
指示がない場合は最寄りの私立学校や避難所等に身を寄せる。
学校からの発信情報を確認する。

※学校に近い場合(2・3駅以内)は、可能であれば学校へ向かう。

歩行時
  • A:自宅と最寄駅の間の場合
    安全確保を優先して、自宅や避難所に避難する。

  • B:学校付近にいる場合
    安全を確認したうえで学校へ向かう。

学校行事中
(部活動の合宿・
試合も含む)

① 落ち着いて身を守る。
② 現地の責任者や教職員の指示に従う。

※津波の危険性がある場所にいる場合は直ちに近くの高台か建物の高層階(3階以上)に避難する。

家庭
個人活動中

① 身の安全を確保する。
② 家族と連絡を取り、保護者の指示に従う。
③ 学校からの情報を確認する。

2.安全な場所への避難

学校内 在校時間中 状況確認

地震発生時にいる場所に応じて体育館または各広場に集合する。その際には校内放送や口頭での指示を聞き逃さないようにする。

学校が安全
である場合

避難場所にて、現時点での情報及び今後の方針をしっかりと聞き、理解する。

火災発生等
により学校に
危険性が
生じた場合

教職員の指示で避難場所に移動する。避難先では現場の責任者や教職員の指示に従う。

学校外 登下校中

現在の所在地を家庭・学校に伝える。

学校行事中
(部活動の合宿・
試合も含む)

現地の責任者や教職員の指示に従い、今後の行動に備える。

家庭
個人活動中

学校からの情報を確認する。

3.下校または待機

学校内 在校時間中 学校が安全
である場合
  • 教職員の指示に従って、家庭と連絡を取る。

  • A:交通機関が回復した場合
    教職員の指示に従う。

  • B:交通機関が麻痺した場合
    原則、校内での待機となる。

    下校する場合は教職員の指示に従う。

火災発生等
により学校に
危険性が
生じた場合

避難先の責任者や教職員の指示に従う。

学校外

引き続き、学校からの情報を確認する。

4.宿泊を伴う場合※生徒が帰宅困難な場合

学校内 在校時間中

教職員の指示に従う。
単独行動は慎む。

残留宿泊の準備(全校生徒3日分の飲料水・非常食・簡易寝具あり)
男女別に指定された滞在エリアに移動する。
教職員の指示で防災倉庫から物品を各滞在エリアに運搬。

交通機関が復旧した場合は教職員の指示で順次下校する。

学校外
(学校近辺の避難所含む)

現場の責任者や引率教職員の指示に従う。