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2024.12.06 修学旅行

第2学年 沖縄修学旅行<後発2日目>

12月6日(金) 第2日目

昨日は緊張感のある施設を見学する機会が多かったせいか、生徒達も疲れていた様子で、夕飯を食べ終えた頃にはグッタリしていました。

それでも朝には元気な顔を見せてくれました。

朝食が始まる6時半に、200人分の食事を用意するのは並大抵のことではありません。

クラスごとにこのような札がテーブルに立てられています。

食後のコーヒー代わりに、B組担任から熱いメッセージを頂きました。

本日の午前中は

・普天間基地

・琉球大学&嘉数高台

・嘉手納基地

の3つのコースに分かれて、行動しました。

12時過ぎにクラスの自主研修の班ごとに分かれ、那覇の繁華街「国際通り」にて自主研修をすることになっています。

【普天間基地】

2ヶ月ほど前から普天間基地コースの生徒たちは、入念な準備をして見学に取り組みました。

現役のアメリカ海兵隊員たちと交流することができました。隊員たちは皆明るく、若い人たちが多かったようです。

【琉球大学&嘉数高台】

琉球大学にて講義を受けながら、グループワークに取り組みました。

沖縄本島中部の宜野湾市にある嘉数高台公園。

ここからは普天間基地を望むことができます。

また公園内には、日本軍が築いたトーチカや陣地壕などが残っており、当時の戦闘の様子を窺うことができます。

トーチカとは、戦場でコンクリート造の、堅固に構築された防御陣地のことです。

入り口から降りていくと…

中に入ることも出来ます。

【嘉手納基地】

「道の駅かでな」から撮影した嘉手納基地。昨日出発した羽田空港よりも遥かに広そうな印象を受けました。

民家の屋根にぶつからないのが不思議なほど低い高度で、戦闘機や輸送機が飛び交っていました。

ガイドさんによれば、この付近の騒音は120デシベルで、これは近くに雷が落ちた程度 の騒音だそうです。

その一方で、基地の内側、フェンスと滑走路の間にはこのような黙認耕作地と呼ばれる農地があります。

これは終戦後、土地を接収された住民が、基地建設後にフェンスをくぐり、土地を耕して作った農地だそうです。不思議と破壊されたりせずに今もこのような農地が残っています。

続いてアメリカンヴィレッジ。

ここは地元住民の強い希望により、基地が返還さた場所です。

しかし、返還後は大資本による開発が進み、思っていたような地元住民のための場とはならなかったそうです。

それでも、この地域の開発に取り組んだ奥原さんという地元の方の話を伺いました。

奥原さんは、自費で300坪の「DEPOT」という店舗を作り、テナント13店舗と商業施設の運営に関わりました。

このテナントになるためには、沖縄に会社が存在していなければならないそうで、地元の中小企業の発展に尽力されたそうです。

オレンジ色の建物が奥原さんのお店。クリスマスのような装いですが、年中こんな雰囲気だそうです。

最後に砂辺地区へ。

ここは現在嘉手納基地に勤務する空軍の隊員たちが多く暮らしているそうです。

ビーチや公園、アメリカンビレッジにも近いため、隊員たちが好んで住む地域だそうです。

住宅街のすぐ近くには、このようなサーフィンに最適なビーチがありました。

 

12時過ぎに、那覇の中心地国際通りを訪れ、午前中はバラバラに分散していた班員たちが県庁前で集合しました。

16時の集合時刻まで、三々五々散らばり、那覇のメインストリートで自主研修に取り組みました。

本場のアメリカンステーキがリーズナブルに楽しめる. 老舗ステーキハウスを訪れた生徒達。

17時頃にホテルに戻り、夕食をとりました。

明日は石垣島へ移動します。

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