2014.08.10 海外研修
ニュージーランド 語学研修(⑩~⑫) Queenstown Trip
8月8日(金)から2泊3日でQueenstown Tripに行ってきました。吹雪という最悪のスタートからでしたが、何事もなく全員めいっぱい楽しんで帰ってきました!
August 8th (Fri.)
9時にSOHSを出発の予定で起床しました。前日のニュースによれば、金曜日は雪の予報がでていたので恐る恐るカーテンを開けてみると、Balcluthaの町が真っ白な世界に変わっていました。夜中から強風が吹きあれていたので嫌な予感はしていたものの、こんな時に限って天気予報が的中しました。何やらHighwayでトラックが横転し、道路をふさいでしまった影響で渋滞が発生しているとのこと。
SOHSから連絡が入り、とりあえず様子を見て11時に出発してみようということになり、Host Familyの方にも連絡が回りました。しかしながら一向に弱まることはなく、本当に大丈夫だろうかとの思いを抱きながら、集合しました。
みんな頭に雪を降らせながらバスに乗車。道路は何とか問題なしのようなので、11時20分頃にQueenstownへ向けて出発しました。道中も雪や雨が強くなったり、強く日が差したり読めない天気でした。
Cromwellという町で途中下車。Old Cromwell Townと呼ばれる名所を川沿いに少し散策しました。アイスなどを買った小さなお店で20年ほどNZで生活をしているという日本人の店員さんと出会うということもありました。
Queenstownの到着は4時過ぎ。予定では街中を見て回るはずでしたが、2時間遅れたこともあるのでバスで通り過ぎるのみで、宿までやってきました。今日はまだまだ体力が有り余っているようで、すぐに置いてある大きなトランポリンで遊び初め、少年少女のように遊び跳ねていました。
食事は自炊です。夕食のメニューはkiwi(NZ人のことを指します)mealで、ソーセージ・ポテト・パンプキン・ポテト・アイスクリームでした。みんなとても協力的で、明日の分までの野菜の皮をむき、刻んでいました。SOHSの先生も驚くほどの食欲でした。
綺麗に片づけを終えた後、またトランポリンで遊ぶ者、天体観測をする者、それぞれ長すぎる夜を楽しんでいました。
雪降る中でいざQueenstownへ!
Old Cromwell Townにて
こんばんはKiwi meal!
August 9th (Sat.)
8時朝食はトースト・シリアル・フルーツ。そのつもりが、念のために持ってきていたインスタントヌードルが一番人気でした。
9時に宿を出て、Jet Boatを乗りに向かいました。時速80kmで水上を走り、突然360°回転!!水しぶきを浴びながら、振り落とされないように必死でした。そんなとてもexcitingなactivityのはずですが、私たちの敵は寒さでした。指先や、頬の感覚はなくなり、ChristchurchのArctic Centreで体感した南極よりも寒かったのではないでしょうか。それでも囲む景色は素晴らしく、息をのむほどです。
今日は雲一つない晴天で、昨日の雪で山々が白く彩られ、本当に絵に描いたような美しさです。昨日の吹雪さえ有難く思います。やはり観光客が多いのか、街中も賑わっています。生徒たちは3時間半ほどの自由行動を楽しみました。
再集合をしてGondolaに乗り、山の上まで登りました。そこからの眺めはもう記す必要もない位です。連なる山々に雪化粧が施され、まるでスイスのアルプスの中にでもいるかのような気にさえさせてくれます。また、そんな風景を目の前にして、ここではlugeに乗ることができます。しかも1人5回。結構なスピードが出るのでthrillingで、みんな前回よりも今回、今回よりも次回といったように、どんどん上達していました。
十二分に楽しんで、今夜も夕食の準備。今日はピザ・マカロニチーズ・ポテトパイ・ミートパイ・ガーリックトースト・コールスローサラダ。動き疲れたのか、昨日ほどたくさん食べられないようでしたが、代わりに男子2人が孤軍奮闘していました。
今夜は食堂の暖炉の前で話をしながら、夜が更けていきました。
Jet Boat 行ってきます!
この時はまだ、どれだけの寒さにさらされるのか知る由もなかった…(?)
Gondlaに乗り込みます!
この雪山がずっと続いています。本当に綺麗です。
Luge! スピード感がたまらない!
今日のDinnerはボリューム満点!!
Ausust 10th (Sun.)
今日も天気に恵まれました。昨夜体調が優れない人がいましたが、元気になったようで良かった。周りも気遣い静かにしてくれていました。
昨日と同じ朝食をいただき、荷物を準備し帰路に付きます。部屋の片づけが綺麗だと、SOHSの先生がビックリしていました。
『来た時よりも美しく』。和の心はどこにいても大切にしたいですね。
Arrowtownという、昔金鉱で栄えた町に寄りました。そこでも少し買い物をしてから、Bungee Jumpをやっているところへ向かいました。約50mの高さから川へJump!!金曜日に寄った時には雪で誰ひとり飛んでいませんでしたが、今日は次々と飛び込んでいきました。挑戦する人がほとんど女性だったことも興味深いです。
最終日のBreakfast
こうして無事、3時過ぎにHost Familyの待つSOHSへと戻ってきました。疲れた体の分だけ、楽しんだのだと思います。
今頃Host Familyにたくさんの土産話をしてくれていると思います。
2週間前に研修が始まった時から鶴ヶ丘のお世話や授業をしてくれている、SOHSの副校長Mr. John Douglas。このQueenstown Tripにも同行してくれて、全ての予定を立て、食事の準備も一番にしてくれました。何より鶴ヶ丘の生徒を本当に大切にしてくれます。感謝しかありません。
3日間ずっとみんなでいたこと、協力して料理や片づけをしたこと、互いにたくさんの話をしたことで、21人の絆がとても強まったと思います。
明日からいよいよ最後の一週間が始まります。この仲間と共に、やり残すことのないように、残された時間を大切に、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきましょうね。