2016.08.09 海外研修
オーストラリア海外語学研修⑯
暖かな日差しの下、最後の1週間の幕が開けました。8人全員元気に、Buddyと一緒に登校してきました。この姿が見られるのも、あと数えるほどになってしまったのかと思うと同時に、毎日いつも一緒にいてくれているBuddyへの感謝の気持ちが、ふと改めて湧き上がってくるようでした。
1st Period ~ 4th Period Buddy's Class
historyやmath、artなどの授業があったようです。鶴ケ丘の生徒4人一緒になることもあったようでした。artで作った作品は、上手く焼きあがるのでしょうか。
Lunch Time
女子生徒6名全員と、Graceの女子生徒たちと何かゲームをして遊んでいます。手遊びと、日本で言う『ハンカチ落とし』のようなものだったでしょうか。どんなことでも盛り上がれるのは、どこの国でも女子なんですよね。女性とはすごいものです。
5th Period ~ 6th Period ESL
Icebreakerとして初めにRowan先生へのJob Interviewから授業が始まりました。その後、残るは明日・明後日の予定を確認し、来るべき木曜日のFarewell Partyのための準備を始めました。
InvitationをまだHost Familyに渡していないという衝撃の事実も明るみになりました。必ず、必ず、今夜は渡してくださいね。
今日のmissionはHost FamilyへのLetterの下書きをすること。生徒たちは自分たちが毎日綴ったBrisbaneでの日々を振り返り、懐かしく思えるHost Familyとの時間を、今一度噛み締めているようでした。
Rowan先生が表現のチェックを何度も繰り返し、一人ひとりに丁寧にしてくれました。ためらいなく英文を書き始められているというのも、大きな進歩ではないでしょうか。英語が当たり前の世界にいると、自然と英語で表現することに違和感がなくなるんですね。普通に英語でコミュニケーションを取れている自分がいることに、ふと気が付くようです。
Host Familyの言っていることが分かるようになってきて、言っている意味が分かると楽しい!とも話してくれています。そんな時間がいつまでも続くと良いのですが。。。終わりがあるからこそ、今ある時間が美しくもあるんですけどね。複雑なところです。
感謝の気持ち、Familyに対する想いが伝わるように、心を込めて書き上げて欲しいと思います。もしかしたらもう二度と会えないのかもしれないから。こんな自分のためにこんなにも大きな優しさを与えてくれた人たちへの、本当に最後に伝える言葉になるかもしれないから。伝えたいことは山ほどあるとは思います。その素直な気持ちを言葉を届けてくれたら、Host Familyにとっても最高の贈り物になるはずです。
週末にも、Host Familyとは多くの時間を過ごしてくれました。Gold Coast、Sunshine Coast、Moreton Island、Story Bridge、EKKA、テーマパークや誕生日パーティー、ショッピングを楽しんだようでした。ボートに乗って野生のイルカやウミガメを見たり、綺麗なbeachやプールではしゃいだり、プラネタリウムと思えるほどの星空を眺めたり。毎日出掛けて、充実していたようです。
海で見られるイルカです。
そんな時間も残すところ1週間になってしまったということもあり、家族との時間を今まで以上に愛おしく思っているのが伝わってきます。家族がみんな笑顔で仲良く過ごしていること、みんなで同じことに笑えること、その当たり前が今は以前よりも大切に感じているようです。何より、自分のことも家族だって思ってくれていることが、何より嬉しいと。
さよならが近付けば近付くほどに、時計は残酷にも、その針を一刻も早く進めてしまいます。誰一人と、それを望んでないというのに。
その時の流れ中で、今出来る最大限で、彼らにはひとつひとつを大切にこなしていって欲しいと思います。