お知らせ

2024.07.29 海外研修

2024 Ausrtalia 海外研修 Day ③[国際交流]

 今年の冬はBrisbaneには珍しく寒いそうです。今朝の気温は9℃。それでも日差しは暖かく、体を温めてくれます。

 

気持ちの良い晴天の下、Graceへの初登校日となりました。Hostに車で送ってもらったり、Graceのスクールバスで登校したりとそれぞれのようです。

 

 

 すべての鶴ケ丘の生徒たちがBuddyと共に元気にやってきました。

 

 本日の予定は、Buddy’s class、ESL(鶴ケ丘生徒のための英語の授業) 、日本語クラスへの参加でした。この3つを大きな柱として、研修が行われていきます。

 

1st Period  Buddy’s class
 1時間目は日本でいう、『LHR』のような時間だったようです。先生の話を聞いたり、調べ学習をしたり。

 

2nd Period  Buddy‘s class
 Computer, Social Study, Math, PEなど、早速現地の生徒たちと同じ授業を受けました。

 

3rd Period  Campus Tour
 これから約20日間を過ごすGrace Lutheran Collegeのキャンパス内を、日本語の先生Mr. Fukudaに案内していただきました。敷地がものすごく広く、教室の場所を覚えるのも大変です。

 

Morning Tea
 こちらでは3限目と4限目の間にMorning Teaと呼ばれる少し長い25分間の休み時間が入ります。そこで軽食を食べたりして小腹を満たしています。生徒たちにとっては、コミュニケーションを図るいい機会になりそうです。

 

4th & 5th Period  ESL
 初めてのESLでした。担当の先生は日本語を大学で学んだことがあり、日本が大好きなMark先生です。日本語を少し投げ込んだり、日本人への理解があるのも、安心ですね。

 

 まずは自己紹介。とは言っても自分の名前はもう周りのみんなは知っている。一人ひとりにAustralian Name(Ellie, Charlotte, Laurenなど)が与えられ、その名前で自己紹介をするのです。

 

 英語の名前というのは、馴染みがないので聞き取りにくいものです。これから今日聞いた名前を持つ人に生徒たちが出会った時に、きちんと聞き取ってコミュニケーションがスムーズに行くようにとの、Mark先生からの優しさが詰まった、単純ですが実は温かみのあるアクティビティをしました。

 

 また”How are you?”に対する答え方のバリエーションを表情と感情を載せて表現するということもしてみました。真顔で”I’m excited!”、逆に心配になりますからね。これらの表現が、Host Familyから尋ねられた際に活きるといいですね。

 

 2024 Team Aussie、積極的に手が挙がって発言して前に出て、素晴らしいですね。移動の疲れがあることは間違いありませんが、前向きに取り組もうとするその姿勢が、語学習得には本当に必要です。お互いに刺激し合って、これからも活気ある授業が展開されるといいですね。

 

Lunch Time
 昼休みはそれぞれGLC敷地内に散らばっていき、Buddyとその友だちに囲まれて昼食タイム。こちらでは室内ではなく屋外で食べるのが基本で、青空を見ながらとても開放的で気持ちがいいです。


6th Period Japanese class
 8年生(中学2年)の日本語の授業に参加をし、Graceの生徒はこれまで学んできた日本語の表現を使って、一生懸命質問をしてくれました。嬉しい気持ちになりますね。

 

 新聞のTV欄を使って文字探しをしたりと、英語でコミュニケーションを図りながら、初めての日本語授業が進んでいきました。


7th Period Japanese class

 7時限目は11年生(高校2年)の生徒と共に、日⇄英のLanguage ExchangeをしながらQuizに答えるというゲームをしました。Graceの生徒には英語で質問が出され、鶴ケ丘の生徒から正解を引き出す必要があります。鶴ケ丘の生徒には日本語で出題され、Grace生徒から正解を引き出さなければなりません。必然的にお互いに相手の言語でやり取りをしなければならないので、非常に活発で悩みながらも楽しく正解にたどり着いていました。

 

 それではここでQuestion。キティちゃんの生まれた街はどこでしょう。

 正解は👇

 

 GLCの授業は15:05に終了です。Buddy/Host Familyが教室まで迎えに来てくれて、一緒に帰路へとついていきました。

 


 昨日初めて直接対面をして、学校から家までの車内、話題がなくなり無言になってしまったり、お互い顔見知りで沈黙が訪れたりと様々だったようです。

 お家に入って、お部屋巡りをしていると、自分のベッドにプレゼントが置いてあるというサプライズをしてくれたり。

 

 上手く話せなかったり聞き取れなかったりすると、分かりやすく言い換えてくれたり一生懸命聞いてくれたりすることに感謝をしたり。でもそれがとても悔しかったり。もっとちゃんと話せるようになりたい、聞けるようになりたいと。

 

 

 初日の夜にして、たくさんの感情が駆け巡っていた様子がうかがえました。

 

 3週間後、出逢ったその日をどのように振り返ることになるのか、今から楽しみですね。

 

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