朝方までは雨が続きましたが、お昼になるにつれて久し振りに青空が顔を出しました。やっぱりこっちの方が気持ちがいいです。気温もぐんぐん上がり、ジャケットがもう必要ないくらいです。

 

1st Period  Buddy’s class

 

2^nd & 3^rd Period  Year 9 Japanese class

　今日は２グループがGLC生徒に対して日本語の授業をする時間です。家具や身の回りの物、場所を表す表現を学んでいるということで、それに合わせたActivityを準備してきました。

 

Treasure Hunting

　ヒントを元に、教室内に隠された15の宝物(折り鶴)を探します。隠している間に、Graceの生徒は外に出てもらって、その間に場所の表現を復習します。

 

　準備が整いました。では、Start Treasure Hunting !!

 

　あんなとこやこんなとこ、そこ勝手に開けていいの！？という所まで、隈なく探してくれました。嬉しいですよね、本気になってくれて。素直が一番！

 

KARUTA

　A Japanese traditional card game“かるた”を通じて、家具をテーマにした単語のトレーニングをしました。まずは単語の確認ですね。

 

　素晴らしいresponseですね。では、Start Karuta!!

 

　いいですね～。ホントに単語を聞いてるのかい？取り合えずバンッ！てやってないかい？？という愚問は置いておいて、真剣に戦ってくれる姿が嬉しいですよね。

 

 

 

 

　今日のグループも、何をしたら良いのかはっきりしない中で、一緒に準備する時間なんて全くないに等しいにも関わらず、よく形にしてきたなと、感心します。

 

　授業はPresentationです。彼らは英語でのPresentationを、しかもNative English Speakersの前したわけです。とても緊張したでしょうし、不安だったでしょうし、でも本当によくやったと思います。誰もができる経験ではないですし、勇気を持って世界へ飛び出してみたからこそ得られるものです。

 

　Graceの生徒にも助けられて、とてもとても貴重な経験になったのではないでしょうか。度胸も手に入れましたね。いや～、本当に貴重です。今後に期待です！

 

Morning Tea

 

 

4^th & 5^th Period  Aboriginal Workshop

　Australiaの先住民であるアボリジニのRickさんが来てくださり、ブーメランや装飾品、火起こしなどの生活様式を体験させていただきました。

 

　挨拶もほどほどに、早速グラウンドに移動し、Boomerang Throwをひとりずつ体験しました。握り方、手首のひねり、見ていると簡単そうですが、実際にやってみると難しくて、上手く空を駆けてくれません。何度もやらせてくれたので何となくコツを掴んでくると、きちんと戻ってくるようになりました。

 

 

 

　 獲物に見立てた的に見事当てられたら、ブーメランとKanngaroo!?がもらえました。そもそも、こんなにも開かれた広いところで人気を気にせずブーメランが投げられるなんて、気持ちがいいですね。

 

　Aboligineの装飾品や生活道具などを見せてもらい、実際に身につけたり、使ったりしてみました。彼らが髪につけているのはEmuの羽根です。クルッとねじって簡単につけられました。

 

　火をおこしてみます。

 

 

　Rickさんはいとも簡単に点けてしまうのですが、とってもハードです。

 

　どれもこれもとても貴重な経験となりました。この国をよりよく知るために、もっと好きになるために、次にAustraliaを訪れる時には、しっかりとAborigineについて知っておかないとですね。

 

　Rickさん、どうもありがとうございました！

 

Lunch Time

　芝生がまだ濡れているので、屋根のあるところで。

 

6^th & 7^th Period  Art Workshop with Mrs. Wellard

　Buddyとは普通の授業に出席することが多かったので、今日は一緒にArtを楽しもう！ということで、このような時間を用意してくれました。残念ながら授業の関係で一緒にいられなかったBuddyもいましたが、Grace ＆ 鶴ヶ丘の生徒たちで、常識にとらわれないArtisticな時間が過ごせたと思います

 

　本日はPaintingをします。Themeは ”An Australian Character - inspired by Mulga -”。🐨🦘

 

　Australian Animals(Birds)と言えば：Koala, Kangaroo, Wombat, Kookaburra, Emu, Lorikeet, Cassowary, etc

　Australian Foodと言えば：Vegemite, Fairy Bread, Tim Tam, Ice Cream, Must Sticks, Sausage Sizzle, Liquorice, etc

　Australiaと言えば：Beach, Surfing, Rainbow, etc

 

　これらAustraliaならではのものを2つ組み合わせて、1つの作品に仕上げます。例えば『サーフボードを持つコアラ』、『ベジマイトを食べるカンガルー』のように。

 

　それぞれ思い思いに描き始めました。描くタッチ、色の使い方などに個性が湧いて溢れ出して、何一つ同じ作品などありません。見ていて面白いですね。

 

 

　今日という日もあっという間に過ぎ去り、たくさんの彩りに満ちた日になりました。

 

 

　ふと気付けば、こうしてBuddyに迎えに来てもらって帰路につくのも、これが最後なのですね。

 

 

　明日がGLC最終日。ついにこに日が来てしまったのか、という想いです。ですが、どこか現実味がないようにも感じます。本当に終わるのか、離れる時なのか。

 

 

　家族との時間を今まで以上に愛おしく思っているのが伝わってきます。同じ時間を過ごすほどに家族としての絆が深まっていきました。家族がみんな笑顔で仲良く過ごしていること、みんなで同じことに笑えること、その当たり前が今は以前よりも大切に感じているようです。何より、自分のことも家族だって思ってくれていることが、何より嬉しいと。

 

 

 

　ぱんぱんに張った風船の表面を、針の先端がなぞるように、こらえていた感情が今にも破裂しそうです。

 

 

　さよならが近付けば近付くほどに、時計は残酷にも、その針を一刻も早く進めてしまいます。誰一人として、それを望んでないというのに。

 

 

 

 

　明日はしっかりと、心を満たす素直な想いを、大切な人たちに伝えてきたいと思います。