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2024.08.16 海外研修

2024 Australia 海外研修 Day ㉑[国際交流]

 GLC最後の登校日です。普段通りにschool busやHost Familyに送られてやってきました。一面に広がる青空が、初日の、まだ見慣れぬ車窓の景色を、新鮮な想いで眺めていたことを思い出したはずです。

1st Period  Japanese class

 11年生の課題となっている日本語の英訳や、英語の和訳のお手伝いをしました。Native Japanese Speakersの力を借りて日本語の課題ができるなんて、何とLuckyなことでしょう!

 

 とは言え、日本での英語の授業で英語を和訳したり、日本語を英訳するのが簡単ではないのと同じように大変でしたが、『Ahh~!👆』と日本語を英語で説明して理解してくれた時には、達成感がありますね。

 

2nd & 3rd Period  Buddy’s class

 一緒に授業を受けていた顔見知りのクラスメイトとも、今日で最後になります。Buddyの友だちが声をかけてくれたり、助けてくれたり。たくさんの良い出会いとなりましたね。

 

Morning Tea

 いつも決まった場所に集まるので、Buddyの友だちを中心に校内でたくさんの知り合いが増えたと思います。連絡先を交換したり、これからもずっと繋がっていたいですね。

 

4th & 5th Period  ESL

 夕方から行われるFarewell PartyLetterSpeechの最終仕上げをし、Mark先生とSpeechの練習をしました。最後の最後まで心からの感謝を伝えようと言葉を必死に紡ぎ出していました。あれを書けばこれを思い出し、Host Familyとの思い出が多ければ多いほど自分は何を伝えたらいいのか、自分が一番届けたい想いとは何なのか悩んだこととは思いますが、その悩みは輝いて映りました。

 

 Mark先生お得意のUkuleleに乗せて、最後にAustraliaの歌をもう一曲教えてもらいました。“Down Under”。帰国したら私たちは、“I came from a land Down Under.”です。

 

 この3週間、Mark先生には非常にお世話になりました。とてもゆっくりと、とても分かりやすい英語を話してくれたので、生徒たちもRowan先生の授業に付いていくことができました。いつも笑顔で、いつも柔らかな声掛けでいてくれたので、生徒たちも英語を話しやすかったと思います。ESLを安心して受けられたのも、Mark先生が毎日必ず全員に話し掛けてくれていたことを始めとして、一人ひとりをきちんと気に掛け、彼らの苦労や状況を理解してくれていたからだと思います。

 

 大きな優しさで15人の生徒たちを包んでくれました。私たちはMark先生が本当に大好きです。心からありがとうございます。Thank you, Mark.

 

Lunch Time

 Morning TeaやLunch Timeを一緒にした友だちとも、これが最後です。名残惜しくありますが、また会える日を願って。

 

 

5th & 6th Period Preparation for Farewell Party

 午後の時間は、鶴ヶ丘の生徒たちだけで、Partyの準備をしました。会場設営をし、折り紙や風船などで装飾をしました。ホワイトボードにはしっかりとHost Familyの名前が。

 

 PerformanceとSpeechの最終チェックを終えれば、あとはHost Familyを待つのみです。みんなで声を掛け合いながら協力して、笑顔で笑いも絶えず楽しそうに過ごしていました。本当にいいチームです。

 

 

 18時開始に合わせてHost Familyが続々とやって来ました。いよいよParyの幕が上がります。

 

 

FAREWELL PARTY PROGRAM

 

 1. Opening Speech

 GLCから、Mr. Michael Still先生より、開会の言葉をいただきました。この3週間、文化の違う生活の中で一生懸命頑張った生徒たちに温かい言葉をかけてくれました。また、Host FamilyやこのProgramを支えてくれている全ての関係者に対して、感謝を述べられました。

 

  2. Dinner Time

 お腹が空いていては、何も頭に入ってこないですよね。まずはお腹を満たしましょう。ということで、初めて15人全員とHost Family揃っての食事となりました。生徒たちは、他のBuddyや色々な家族と交流を持つことができました。互いの家族には今まで会うことがありませんでしたので、それぞれの家族が一堂に会する最高の機会となりました。

 

 鶴ヶ丘の生徒たちは、今夜はおもてなしをする側にあるので、目の前の美味しそうなお寿司や唐揚げ、Pizzaをつまみたい気持ちをぐっとこらえて、ドリンクを提供するなど、しっかりとPartyのHostの役目を果たしていました。エライ。エライぞ。

 

 3. ESL Certificates

 3週間のESLの修了証書を、ESLを担当していただいたMark先生から頂きました。Mark先生の柔らかな笑顔と、一人ひとりへの温かい握手の中に、彼らの頑張りを称える想いが込められていたと思います。

 

 4. Speeches & Letters

 Host Familyへの想いを伝える時です。今日までHost Familyはいつも自分たちのことを気に掛け、優しさを与えてくれました。綺麗な景色を見させてくれた、色んな所に連れて行ってくれた、美味しい料理を作ってくれた、アイスクリームを買ってくれた、一緒に遊んでくれた、一緒にテレビを見てくれた、つたない英語を理解しようとしてくれた。挙げてみればきりがないほどです。

 

 涙をこらえきれず、言葉に詰まることもありました。言葉を届ける度に、家族と過ごした時間がよみがえります。今まで与えられてきた優しさの大きさにまた、その時気付かされていたのだと思います。美しい涙が、頬を伝っていました。

 

 そんな彼女らの肩を抱き、ずっと寄り添ってくれました。見守るFamilyの眼差しは優しく、彼らもまた、こらえきれないものが見えたように思います。生徒たちの素直な言葉に笑い、家族を想う気持ちに心を打たれていたはずです。

 

 目頭が熱くなる瞬間ばかりでした。人の心の美しさを見たような気がします。

 

 

 5. Performance

 Team Aussieが編成されてから数カ月もの間、練習を重ねてきたPerformanceもいよいよ本番の時を迎えました。週1回しか一緒に練習できないので、自主練が主になってしまいましたが、ようやくここまで辿り着きました。こちらに来てから全く練習の機会がなかったので、さぁ、どうなるでしょうか。

 

 5.1 KARATE Performance

 Naoyaによる型の披露です。荷物になってしまうのにもかかわらず、この日のために空手道着まで持参してくれていました。Host FamilyやBuddyたちも興味津々。普段見せる彼の顔とは全く違う、カッコいい。独壇場の素晴らしい演武でした。

 

 5.2 恋

 皆さんご存じの恋ダンス。歌も歌って、Host Familyも面白そうにニコニコしていました。

 

 5.3 アイドル

 世界的なヒット曲となったYOASOBIの『アイドル』に合わせてダンスをしました。曲に合わせてHost Familyもリズムを刻みます。

 

 5.4ソーラン節(Fisherman's Dance)

 ソーラン節は、今までで一番の姿を見てもらうことができました。良いものを届けたいという気持ちがこもっていて、よく声も出ていました。間違ってしまった時のはにかむ笑顔が、その一生懸命さを映し出していました。なんてことはないただのソーラン節ですが、みんなで振りを合わせて、時間をかけて協力して作り上げてきたものです。Host Familyにはその想いが伝わっていると思います。

 

 5.5  Kookaburra

 ESLでMark先生に教えてもらったKookubarraの歌を披露しました。もう一度Markの演奏で歌うことができて良かったです。Host Familyもみんな知っている歌で、彼に教えてもらったメロディーは、いつまでも大事にしたいですね。

 

 

 Host Familyに楽しんでもらえて良かったね!グループとしての魅力が伝わったと思うよ!

 

 

 6. Closing Speech

 Mr. Shuhei Fukudaから、改めてBuddy、Host Familyへの感謝の言葉をいただき、Farewell Partyも終了となりました。

 

 片付けの時間も、みんなで協力して、声を掛け合って、パッと終えました。自分から動ける、周りのために行動できる、本当に素晴らしいTeam Aussieです。

 

 

 

 

 これでGLCでのProgramは全て終了です。Host Familyとはまだ明日1日残されています。自分の大切な家族と、どのように過ごすのでしょうか。

 

 

 何をしていても一日中、時間を気にしてばかりいる自分に気付くのだと思います。時の早さに驚き、時計の針が進むたびに寂しさが募り、一刻一刻と迫る別れの時から目を背けたくなるはずです。

 

 

 もう二度と戻れないこの時を、今抱いている温かくて柔らかい気持ちを、大切に大切に、大切な心の引き出しにしまっておいて欲しいと思います。

 

 

 

 またいつか取り出してみた時に、その輝きが失わないように。

 

 

 

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