2024.07.28 海外研修
2024 Australia 海外研修 Day ②[国際交流]
雲海に浮かぶの日の出を眺めながら始まる2日目。
機内で何度も目が覚め、2度寝3度寝4度寝と繰り返しながら、体を休めました。モリモリパンパンに膨れたオムレツをいただき、約2時間遅れではありましたが無事にBrisbane International Airportに到着しました。
Australia入国の関門は、関税です。Australiaは島国で固有の動植物も多いため、その保護のために食料などの持ち込みは非常に厳しくなっております。
私たちは常備薬やお菓子を持っているのできちんと申告をしました。おかげで?すんなり入国とはいかず、関税で再審査の列へ誘われた生徒がほとんど。それでも「Medicine. Snacks.」と言うと、深堀されることはなく、入国できました。あまりにも鶴ヶ丘の生徒が続くので、審査官も「オカシダケ?オ~ケ~👍」と流れ作業をしてくれました。
さぁ、いよいよAustraliaが始まります。
季節は冬、16℃。乾いた空気と心地よい気温、半日前の東京。ここは最高の避暑地Brisbane。日差しが暖かく感じます。
研修校で姉妹校でもあるGrace Lutheran College(GLC)へ向かうまでBrisbaneの街をめぐりました。まずMt. Coot-thaという250mほどの山から市内を一望してみました。緑が多いこと、高い建物がニョキっとしている箇所が明らかであること、色々と気付きや感じることがあったようです。
それから昼食がてら、Brisbane随一の繁華街であり歩行者天国にもなっているQueen Street Mallで早速英語の国で冒険を始めました。ボリュームの多さに圧倒されたり、同じチェーン店でも日本にはないメニューを楽しんだりしていました。支払いに手こずっていると隣にいたダンディーなおじ様が奢ってくれたという、嘘のような本当の話もあったようです。面白い旅になりそうですね。
Brisbane Cityから約45分、GLCに到着しました。この海外研修をサポートしてくれるYoshikoさんからHomestayのオリエンテーションを受けていると、続々とHost Familyが迎えにやって来ました。
いよいよHost Familyとのペアリングの時です。
心を落ち着かせようと、平常心を装おうとするだけ口数を少なくし、逆に緊張感を醸し出してはいましたが、それと同時に、最初の一言を大切にしようと繰り返し頭の中で唱えているのだろうということは、見ていて分かりました。
どのFamilyも大きな笑顔で優しく受け入れてくれました。これから始まる家族との時間を、一生の宝物にしてもらいたいと思います。
約3週間にも渡る研修は、良いことばかりではないはずです。ストレスを感じたり悔しさを覚えることも必ずあると思います。でもそれこそが、ここに来た意味でもあります。価値観の多様さを目の当たりにし、閉ざされていた視野を広げることで、新しい自分が見つけれらるのです。
これから巡り合うすべてを大切に、貴重な経験を重ねて欲しいと思ます。