お知らせ

2024.07.30 海外研修

2024 Australia 海外研修 Day ④[国際交流]

 今日は若干寒さも和らぎ、日中の日射しを受ければ、上着もいらないほどの気候になりました。

 

 GLCには2つのキャンバスがあり、私たちが通うのがRothwell Campus、本日はもう一つのCaboolture Campusを訪問することになりました。Caboolture Campusは生徒数も施設も年々レベルアップしており、日本語選択者も多く、私たちの訪問をとても楽しみにしてくれていたようです。

 

 Caboolture CampusはRothwell Campusから車で北西に約30分ほど離れたところにあります。30分と言ってもHighwayを使っていますので、距離的にはそれなりにあるかと思います。


 初めの2時間は、7年生(中学1年)の日本語クラスに参加しました。小さなグループに分かれ、『In the morning …、At school…』のように、それぞれどのように過ごしているのかをテーマに、会話をしていました。

 

 続いて、絵を言葉だけで伝えて描いていくゲームをしました。Graceの生徒に、『うえ、した、みぎ、ひだり、なか』や『まる、さんかく、しかく、せん』『おおきい、ちいさい、ながい』などの語彙を提示し、言語使用の場面で実践するというものです。日本でも英語の授業で、英語で同じことをやったりしますよね。

 

 そして鶴ヶ丘の生徒が本気で描き上げた作品のひとつが、次の通りです。


 本当は、こうなる予定でした。


 こういうのは、思いっきり間違えた方が面白い。😆


 Morning Teaでは、Australia名物のFairy BreadAnzac Cookieをいただきました。Fairy Breadはパンにバターを塗り、色鮮やかなお砂糖をくっつけたものなのですが、作り方は次の通りです。👇


 誰でも作れて見た目も華やかなので、子どもの誕生日などでは鉄板の一品のようです。

 


 11年生(高校2年)の日本語クラスの2人は、昨年鶴ヶ丘高校に来てくれた2人でした。個人的にも日本に来てくれたことがあるようで、なんだか嬉しくなりますね。

 2人はAustraliaに関するQuizを考えてきてくれたので、楽しみながら知識を増やしました。

 

 そして『Speaking of ○○ (○○と言えば…)』ゲームをしました。『日本の食べ物と言えば?』『オーストラリアの動物と言えば?』 グループみんなで答えを揃えます。

 

 次のお題、みなさんもお考え下さい。
 『Speaking of “red coloured fruits … (あかい果物と言えば)』👇

 

 

 Lunch Timeです。

 

 日本語を選択しているGraceの生徒たちが集まってくれて、準備をしてくれたBeef Pie, Sausage Roll, Sushiなどに、一緒に舌鼓を打ちました。またしても美味しいものと出会い、おなか一杯、心も一杯。

 

 最後の授業は、8年生(中学2年)の日本語クラスに参加し、Caboolture Campusでの本日のスケジュールを終えました。Caboolture Campusには、来週の火曜も訪れます。私たちの訪問をとてもとても心待ちにしてくれていた様子がうかがえます。次回もGraceの生徒たちに喜んでもらえるといいですね。

 

 鶴ヶ丘の生徒たちも、日本人だけでかたまり話すことなく、Graceの生徒たちと積極的にコミュニケーションを取ろうとしています。前向きな姿勢を保ち続けて、最初にこの研修に参加したいと思った時の想いを、忘れずにいてください。なりたい自分を想い描き続けて、あらゆる壁を越えて、いつの日かその手に掴み取ってください。

 


 帰りのバスの車内は、一転静まりかえっていました。笑顔にしていても、どこかでやはり気は張っているのでしょう。鶴ヶ丘のみんなでいる時間を上手に使って、お互い支え合って、心身ともに安らいでください。

 


 まだまだ研修は序盤の序盤です。しかしなぜでしょう、時間の流れというものは日に日にそのスピードを上げていきます。

 

 

 『まだ』が『もう』になる頃に、思い残すことのないように。

 

 

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