2024.08.18 海外研修
2024 Australia 海外研修 Day ㉓[国際交流]
暁の空に始まる、現地最終日。
ちょうど日の出を迎えた6:30頃、Host Familyと共にGLCに集まりました。3週間で膨れた荷物を携え、受け取った優しさや思い出の数だけ、どことなく足取りも重く感じられました。
本当にお別れの時です。何度も何度も抱きしめてもらい、何度も何度も涙を拭ってくれました。最後の最後まで、家族は優しく、いつまでも肩を抱いて微笑んでくれていました。
もう1つの寂しいお別れが、お世話になったコーディネーターのYoshikoさん。Brisbaneに到着した7月28日から今日まで3週間、毎日ずっとそばにいてくれて、昼夜を問わず何かあればすぐに助けてくれました。
短い時間でしたが、生徒たちはYoshikoさんが大好きで、心から信頼しています。親しみやすく、どんなことでも話を聞いてくれて、一緒になって笑ってくれて、生徒の心の拠り所になってなってくれました。この3週間がこれほど有意義なものにできたのも、Yoshikoさんのおかげです。
また必ず逢える、そう自分に言い聞かせて、流れる涙を拭いて、後ろ髪が引かれる思いでバスに乗り込みました。
見送るバスを、見えなくなるまで手を振り続けていました。
いよいよ、3週間を過ごしたAustraliaの地を離れる時が来てしまいました。楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、寂しいことも、全てを大切に抱えて10:30、家族の待つ日本へと発ちました。
帰りは遅延もなく、昼便でしたので、疲れも見せず8.5時間ほどのフライトで、無事にLanding。
ほんの半日前にはAustraliaのHost Familyと一緒にいたはずなのに、今現在日本の家族と共にいるという現実が、余計にこの3週間の出来事は、全くの別世界で起きていたのだと改めて思い知らされました。
生涯の宝物になるこの経験を、これからも大切にしてください。大切なのは何を学び感じたのではなく、それをどのようにこれからの人生で活かしていけるかです。その想いとともに生きることが、出逢った全てへの感謝であり、その想いを抱いている限り、あなたの心に過ごした日々がいつまでも輝き続けます。
そんな彼らが過ごした日々を共にできたことを、嬉しく思います。
これから訪れる日常の中で、互いに顔を合わせる時、この3週間がよみがえれば、過ごした時計の針が再び動き出します。
今はただ、この23日を振り返り、得たものとその影響の大きさを実感する中で、巡り会った全てに感謝をしながらも、自分を待ってくれていた存在がいてくれることの幸せを感じて欲しいと思います。
心新たに、羽ばたく未来を描きながら。