７月３１日。２３日間にわたるAustralia海外研修の、いよいよ出発の日を迎えました。
　このプログラムは、本校にとって最も長い歴史を持つ、まさに“唯一無二”の海外研修です。

　今年も１５名の生徒が参加し、満員御礼となりました。男子４名、女子１１名のメンバーが、少し緊張した面持ちを見せながらも、まだ見ぬAustraliaの大地の壮大さにも負けないほどに胸を膨らませ、続々と成田空港に集まってきました。

　家族のあたたかい見送りに包まれながら、それぞれがチェックインを済ませ、荷物を預け、いよいよ旅立ちのときです。

　家族への決意を伝えて向かうはAustraliaのBrisbane。これから始まるのは、姉妹校Grace Lutheran College（GLC）でのかけがえのない冒険です。

　荷物検査で笑いあり涙ありがありましたが、元気いっぱい搭乗口へ向かいます。

　搭乗までの時間はおよそ１時間半。大きな輪になってUNOで盛り上がったり、１５人全員が積極的に会話を交わしたりと、すでにチームの雰囲気もとても良く前向きで、これからさらに絆で結ばれる仲間になっていくのだろうと教えてくれてるようでした。

　そして、２０時４５分。いよいよ搭乗です。

　ほぼ定刻に離陸し、２３時過ぎには、機内で夕食をいただき、明日に備えて体を休める時間となりました。

　今日は、長い旅路の始まりです。

　ここから、ひとりひとりがどのような物語を紡いでいくのか、様々な思いに彩られた、その１ページ１ページをめくっていくのが、今からとても楽しみです。