お知らせ

2024.08.05 海外研修

NZ語学研修2024 11日目 〔8月5日(月)〕【国際交流】

天候 曇り(最低気温0度,最高気温9度)

 

 

 SOHSの学校生活も2週目に突入。Blue Mondayは日本もNZも同じようで朝の登校風景はいつもに比べて大人しい感じがした。

 今週は月,火,木,金が学校で授業を受け,水曜日はCatlinsへの日帰り旅行。ビーチを歩いたり,ブッシュを歩いたり,滝を見にいったり,条件によっては沢登りをしたりとワイルドな1日を過ごす予定である。Catlinsはニュージーランドの大自然が凝縮されている場所であるにも関わらず,アクセスが悪いせいか,観光客が少なくESOLの先生のAnn曰く,"Secret Tourist Spot in New Zealand"とのこと。楽しみである。

月曜日から木曜日の日課表
P1 08:40~09:40
Mentoring※1 09:40~10:05
P2 10:05~11:05
Interval※2 11:05~11:25
P3 11:25~12:25
P4 12:25~13:25
Lunch 13:25~14:10
P5 14:10~15:10
※1 1コマ1時間で,P1とP2の間にあるMentoringとは14,5人に一人のMentorが付き,卒業まで同じ生徒を受け持つ。本校の担任制度とは異なる。
※2 P2とP3の間にあるIntervalはいわゆるモーニングティータイムである。ここで補食をすることでLunchを13時25分~まで引っ張ることができる。

〈本日の鶴高生~日課表と共に~〉

P1 HOSPITALITY(調理実習)

 今日は何を作ったのかな。日本に帰ったら家族に是非,振舞ってあげてね。

 雲一つない青空。またまた良い意味で天気予報が外れている。こちらの天気予報は全くあてにならない。

 

 

 今日は図書館ではBen William先生が担当している生徒のMentoringが行われていた。入学時から卒業時まで同じ生徒を担当するだけあって,雰囲気は大家族のような感じ。最初に出席を取り,今日の授業,時間割について説明していた。その中で,今日はP3,P4が日本人のバディーと一緒に授業を受ける,ということも伝えていた。おそらく,他のMentoringでも同じように情報共有がされているのであろう。

 とはいえ,9時40分から10時05分までの25分間は持て余し気味で,特に先生に用のない生徒は後ろの方でチェスに興じるなどゆったりと時間が流れていた。常に同じことに取り組ませようとする日本の学校に対する印象のステレオタイプからすると180度異なるスタイルである。

 

 

 P2のESOLは図書館で行われると今朝の時点でも確認されたのにも関わらず,図書館にはP2が始まるとSOHSの生徒が続々と集まってきた。そして急遽,別の教室に移動となった。校長代理であるScarth副校長が,突然の教室変更について本校生徒に謝罪に来られた。新しく異動してきた先生の関係で授業が急遽増えてしまい,ダブルブッキングする結果になってしまったとのこと。

 でも生徒たちはこの突然の変更には慣れたもので,さほど動揺もしていなかった。

P2 ESOL

 紙が配布され週末の過ごし方について,6,7行で書きだすという作業をした。その後,順番に前に出てその内容をスピーチする。そして次の人はそのスピーチの内容についてWhatかHowで始まる質問をする。ただし,How many~とかHow much~のような質問ではなく,スピーチの内容について「何が~したのか」,「どのように~だったか」という質問をする,という条件が課された。

INTERVAL

P3 BUDDY’S CLASS

P4 BUDDY’S CLASS  

 Lunch  

 

 

P5 Te Reo(マオリ文化を学ぶ授業)

 Mentoringの時間でも紹介したBen William先生が担当されている授業に鶴高生全員が参加した。たまたま転校生が複数いて,初めてこの授業を受ける生徒が他にもいたため,マオリ語の母音,子音の基本的な発音方法から練習したのでわかりやすかった。特にマオリ語の発音は日本語と全く一緒と言ってもいいくらいなので意味はともかく我々日本人にとって,発音は簡単である。

 まずは出席をとる。

 

 

 マオリ語を歌を通して学ぶ。

 

  

 

 明日はP1がArt(鶴高全員同じクラス),P2がESOL,P3がGore High Schoolが遠征してくるので全員でスポーツ観戦,P4がBuddy's Class,P5はHospitality(調理実習)の授業となる。ゴアはバルクーサの西,約70キロにある町。日本なら下道だと2時間近くかかりそうだが,NZだと51分で到着すると出ている。

https://www.rome2rio.com/map/Gore-New-Zealand/Balclutha#trips/transport/Gore-New-Zealand/Balclutha/r/Drive/s/0

 Gore High Schoolを迎えるにあたって勝手に比較表を作って予習してみた。

  ゴア,バルクーサ,杉並区の比較
  GORE BALCLUTHA SUGINAMI WARD
人口 8,240人(2023年6月) 4,340人(2023年6月) 576,769人(2024年7月)
面積 13.76㎢ 7.55㎢ 34.06㎢
人口密度 600人/㎢ 570人/㎢ 16,934人/㎢
町の名前の由来 初期のニュージーランド統治者の一人,Sir Thomas Gore Browneに由来 スコットランドから移住し,町を開祖したJames McNeil が出身地である Dumbartonをゲール語標記したBaile Chluaidhに由来 江戸時代の初め,成宗・田端両村の領主であった岡部氏が,領地の境界のしるしとして,青梅街道に沿って植えたと言われる杉並木があったことに由来

 

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