お知らせ

2024.01.20 お知らせ

図書館 HP9 3学期が始まりました

こんにちは。図書館です。

どんなお正月を過ごしましたか?

さあ!3学期です。気持も新たに、今年度の締めくくりをしましょう!!

 

図書館の展示も新しくなりました。テーマは「正月+百人一首+短歌」です。

 

お正月といえば「百人一首」のかるた遊びというのはもう昔のことかもしれませんが、

「短歌」は今、ひそかなブームと聞いています。

 

すべて野球に関する短歌で構成されている『野球短歌』(池松 舞・ナナロク社)、

数学と短歌の融合『愛×数学×短歌』(横山明日希・河出書房新社)、

寝る前に読むと安心できる短歌のアンソロジー『おやすみ短歌』(枡野浩一、pha、佐藤文香・実生社)などなど一味違う歌集がぞくぞくと出版されています。

 

「5・7・5・7・7」に自分の気持ちをまとめればなんとなく形になる。言葉足らずは当たり前だから読者が思いを汲み取ってくれる。

「季語」などの決まりがない。そんなこんなで、1000年の歴史に耐え抜いてきた形式、それが短歌です。短歌の魅力に触れたいと思った人には『はじめての短歌』(穂村弘・河出文庫)がオススメ。作者独自の視点でその魅力が語られています。「百人一首」や古典和歌についての本も揃っています。単語や文法を気にせず、まずは口ずさんでみることから始めましょう。

 

 

こんな記事、見つけました!

「検索より50年の相棒」(「朝日新聞」2024年1月15日)

76歳、男性。勤務していた造船所を退職して現在一人暮らし。二十歳の時5万2000円で「世界大百科事典」を購入。当時の月給が3万2700円だったそうです。以来50年、分からないことがあれば辞典を引く。「この百科事典が生活の支え」とこの男性は語っています。まさに50年来の「相棒」です。現代は検索の時代ですが、こんなふうに本と付き合っている人もいるのですね。

 

「走って逃げるカタツムリ 高校生ら、学術誌に掲載」(「産経新聞」2024年1月16日)

エゾマイマイは敵に襲われると通常の約1.3倍の速さで逃げる。この事を京都大学の先生と札幌の高校生チームが突き止めた。成果は国際学術誌に掲載。約3年間かけて計110回の実験を繰り返したそうです。チームは「走って逃げる生態の報告は世界初」としていますが、「実際に敵から逃げ切ることができているかどうかは分からない」とも言っています。高校生にとっての3年間は、高校生活の全てです。先輩からの受け継ぎもあったでしょうが、専一に探求し続ける姿勢、立派です。

この記事、図書館で読めます。

今年も梅が咲きました。

 

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