学校生活
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校長通信

校長通信23号

2021. 1/18

 皆さま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 一都三県では二度目の緊急事態宣言が発出されるという大変な状況になっていますが、お元気でしょうか?本校では、引き続き教育活動をさせていただけています。これもひとえに全生徒及びご家庭の協力があってのことと、この場を借りまして心より感謝申し上げます。

 新型コロナウイルス感染拡大防止への対応は、まだまだ障害の多い長距離マラソンになりますが、声を掛けあって、医療従事者の方々への感謝とともに、周囲の人々を支えあっていきましょう。

 さて、今回は「一年の計は元旦にあり」を踏まえ、立てた目標を達成するには?ということについて考えていきたいと思っています。目標は立てることも大切ですが、立てた目標を達成させるためには『続けていく力』も大切になってくると考えています。この力で大きな成長と結果を出している一人である、3年生の中里美紀さんにメッセージをお願いしました。

 

 昨年度に出展した全日本学生清書コンクールで「文部科学大臣賞」を受賞しました。このような賞をいただけて、とても嬉しかったです。小学一年生から書道を習い始め、最初にコンクールに出展したのは、小学五年生のときでした。毎年そのコンクールに向けて、一年間かけて何枚もの清書を作り上げています。ずっと集中しながら書き続け、納得のいく一枚を仕上げることはとても大変でした。心が折れてしまいそうなことも何度かありました。しかし、それ以上にその頑張った努力が認められ、結果に結びついた喜びの方が大きかったからここまで続けることができたのだと感じています。

 今年のコンクールでは一番上の賞である「内閣総理大臣賞」を目指しています。今年の六月に準師範の資格をとり、いつかは書道の良さや魅力を伝える側になりたいと思っています。

 

 各学年のステージや個人でも、それぞれ目標をもって過ごしていると思います。しかし、目標はすぐに達成できるものではありません。それに向けて『続けていく力』が必要です。

 続けるといってもただ漫然と続けるのではなく、成長するために継続していくとなると、そこでは「小さなきっかけや問い」と「小さな成功」のくり返しを意識していくことが大切になってくるのではないでしょうか?

 たとえば、アスリートたちの軌跡を見ていくと、最初は遊びから楽しく競技を始めていくうちなかで、「プロになりたい」や「メダルをとりたい」など大きな夢が芽生えることがあります。しかし、ここまでは誰でも起こりうることかと思います。

 トップアスリートになると、夢を現実にするために日々の練習において「小さな改善」と「小さな成功」をくり返しながら、パフォーマンスを上げていきます。どんなに小さな当たり前のことにも「小さな問い」を抱き、継続できた者だけがその世界の頂に到達できます。

 さらに、その頂から長くトップに居続けるためは、他分野から学びを得て大局的に自分を振りかえり、競技の本質を再発見し、革新へと向かっていくと言われています。

 

 言われた通りに実行してきた人と、常に自分が納得しながら考えて実行してきた人とでは、限界や節目に来たその後の伸びが違います。

 本校の育みたい生徒像として「考える生徒」「学ぶ生徒」とありますが、小さなPDCAのプロセスを日々繰り返していく 『続けていく力』 が大切であることを忘れないで行きましょう。

 

 その先には必ず夢につながる道が拓かれることを信じて、2021年いよいよスタートです!