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2023.04.20 校長通信

校長通信35号

校長通信35号

皆さんこんにちは

本年度、鶴ヶ丘高校は413名の新入生を迎え、新しい学校生活を順調にスタートさせました。

私は校長として年目となりますが、改めて初心に立ち返り、全教職員・全生徒に対して、『対話力のある「チーム鶴ヶ丘」』の実現に向けて努めていくことをお話しさせていただきました。

 さて、今回はコロナ禍で中断していた本校の大切な校外行事の一つ、「新入生オリエンテーション」についてお話ししたいと思います。

 

「新入生オリエンテーション」の始まりは、昭和47年に遡ります。新入生に対して、「団体生活への適応」、「相互理解と協調性の育成」、「担任と生徒の相互理解と親睦と信頼性の育成」の点を目的として、大学の施設等を利用し行った、二泊三日の校外研修旅行が前身です。

その後は、施設の問題などがあり、しばらくの間校内での実施をしておりましたが、昭和60年に転機があり、山梨県にある富士緑の休暇村での実施となりました。現在こちらを利用しています。

またこの時に、校外研修旅行はその名称が「新入生校外ガイダンスへと変更されました。その後、幾度となく実施内容のブラッシュアップを行い、現在の「新入生オリエンテーション」に至っています。

 

今年は、しばらくぶりのオリエンテーションであったため、正直心配な部分もありました。しかし、それも杞憂に終わり、実に充実した行事となりました。これは、教務部と第一学年が中心となって、コロナ禍の影響で体力が落ちているであろう生徒達に配慮した綿密な下見と計画が行われたことが大きかったと思います。

今回私は、新入生オリエンテーションに帯同しながら、『対話力のある「チーム鶴ヶ丘」』にどこまで楽しく挑戦していけるだろうか……と考えておりました。

蓋を開けてみれば、期待通り、先生方は鶴高の先生方らしく、温かい見守りと声がけをしており、生徒達もそれに一生懸命応えていく様子を見せてくれました。私としても、大変微笑ましいものでした。

生徒達はゆっくりと、しかし確実に鶴高生となっていくでしょう。私は今後も見守り続けていきたいと思います。これは本校の教員の言葉ですが、「誰も見捨てないで声を掛け合う」本校はまさにそれが出来る学校です。お互いに分かり合うことは出来ないということを前提に、諦めずに辛抱強く対話をしていく力を本校で是非磨いてってください。生徒達には、諸先輩のような立派な鶴高生となり、美しく堂々と羽ばたいてって欲しいと、大いに期待をしているところです

鶴高生諸君 対話力のあるチーム鶴ヶ丘で頑張っていこう!!

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