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2023.05.15 校長通信

校長通信 36号 New

校長通信36号

皆さん こんにちは

 ゴールデンウイークも過ぎ、本年度がスタートして約1ヶ月です。生徒達は新1年生を迎えて部活動も本格的に動き始めているところです。

 今回は、学校教育目標の一つ『規範意識の育成(挨拶の励行)』についてお話したいと思います。

 

前校長から引き継ぎ、可能な限り朝は校門に立たせていただいています。朝の校門での挨拶は、教頭時代からの習慣ですので、かれこれ12年続けています。

朝は様々な方が本校の前を通られます。本校の生徒はもちろんのこと、本校近くに校舎がある杉並和泉学園の生徒、本校の前に学生寮を構える明治大学の留学生、近くの保育園に通うお子さんと保護者の方、通勤やお散歩中の地域の皆様が行き交います。

様々な方と交わす「おはようございます」、「いってらっしゃい」といった朝の挨拶は、人との温かな交流を感じることが出来、実に気持ちの良いものです。

長いこと朝の挨拶を行っていると、本校の生徒だけに留まらず、杉並和泉学園の生徒の成長も見守ることが出来ます。ピカピカの一年生が立派に成長し、その卒業式に出席できる機会があったときや、中学生、高校生として巣立っていく姿を見ることができたときは、「あの子がこんなに立派になって……」と、感慨深い思いでいっぱいになります。

また、朝の挨拶のお陰か、地域の皆様に思わぬ場所でお声がけをいただく機会があります。本校は地域の皆様との繋がりを大切にしていこうと考えてきたため、このことを非常に喜ばしく思っています。

そして、コロナ禍で途絶えていた杉並和泉学園との交流や、地域連携もようやく再開の兆しが見えました。これからますます盛んに地域交流活動が行われていくことでしょう。ひいてはこの繋がりが、大地震などの災害時には、杉並区和泉町のために「共助の力」として発揮できることを大いに期待しています。

 さらに挨拶は、学校生活のみならず、社会生活においても身につけるべき非常に大切な習慣です。例えば、通学路が狭いため、地域の皆様にご迷惑をおかけしてしまう時もあります。そのような時、まずは自分から「すみません」、「ごめんなさい」の一言を言うことを心がけましょう。その一言が言えるか否かによって、相手の方が感じる印象も大きく変わります。

今後とも、全校でしっかりと挨拶に取り組み、小さな大人』になって立派に卒業して欲しいと思っています。

鶴高生諸君 

先ず、挨拶が気持ちよくできる「小さな大人なろう!!

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