2023.08.10 海外研修
NZ語学研修16日目(8月10日)【改訂版】【国際交流】
今日のTemukaの最低気温-1度,最高気温は9度,天気は Mostly Sunny,つまり天気予報は「概ね晴れ」。実際の天気は毎日,ほぼ晴れだが,天気予報にSunnyと出るのはこの時期珍しい。
今日は1限が,Buddy's Lessonへの参加,もしくは自分で選んだ授業への参加である。2限はJapaneseの授業時間を使って,Opihi生徒と鶴高生が混合の6斑を作ってそれぞれの斑でスコーン作りをした。そして3,4,5限がCharlotte Sensei's English Classとなった。今週初めに配布された時間割予定とは今日,明日の予定が大幅に変更になっている。来週の天気予報が悪いことから,急遽,明日の2限のJapaneseの時間を使ってスポーツを通しての国際交流の一環としてネットボールを行うことになった。ところで,NZの発音だとNetはニットである。よってニットボール,ニットボールと聞こえるので「手編みのボール?」と誤解される可能性があるが,ニットはネット,つまり網である。スポーツでも国際交流,これは・・・
鶴高の語学研修の最大のセールスポイントである!
《今日の時間割と内容概略》
鶴高のHRの際にリンブロン先生から2限のスコーン作りについてレシピが提示され,簡単な流れについて説明があった。でも説明を聞いた途端に忘れている生徒もいるかも。スコーンだけに・・・。
1限(9時05分~10時):Buddy's Lesson or Chosen Lesson
2限(10時05分~11時): Cooking Scone
スコーンはイギリスやアイルランドの伝統的な料理の一つである。材料は小麦かオーツ麦を使用する。時間が掛からずにできるので授業内に完結できる。
Whanau Lunch (11時~11時10分):学校(政府)から支給されるランチパックを食べる時間。2年前からニュージーランド政府が始めた取組。食べる食べないは本人の自由。余ったら地域のコミュニティーセンターに寄付される。因みに今日のメニューはペンネとミックスベジタブルである。写真を撮る前に食べかけてしまった。
Interval(11時10分~11時35分):いわゆるMorning Tea Time。この学校独特の表現を使っている。持参もしくは購買で購入したおやつを食べる時間。
《ちあ木の真相究明》
昨日も紹介した『ちあ木』であるがなぜ,使用済みの靴を木に打ち付けるのかという理由がわからなかった。亡くなった人の身につけていた靴を思い出として残すため,という仮説を立てて数名の関係者に取材を試みた。 するとわかったことは・・・"Just for fun!"ということだった。20年くらい前に片方がなくなった靴を釘で誰かが打ち付けるようになり,かつて別の日本の学校がこの地に語学研修に来た際には,帰りに荷物を減らすために持ってきた靴をここに打ち付けていったこともあるそうである。この木は"Shoe Tree"と地元では呼ばれ,親しまれているそうだ。また最近はこの木のそばの木に使用済みの帽子が打ち付けられてきており新たに"Hat tree"と呼ばれる木も生まれてきているそうだ。
3限(11時40分~12時35分):Charlotte Sensei's English Class
4限(12時40分~13時35分):Charlotte Sensei's English Class
3限で始めたダイアローグが完成したら,それを人形劇で台詞として演じるのでその練習をした。ある程度時間をとってからいよいよ,発表。発表の後には内容に関する質問を聞き手側に投げかける。誰も答えられない場合は答えの鍵となるところをもう一度演者は繰り返す。
Lunch(13時35分~14時10分)
Opihi CollegeではHouseと呼ばれる4色のチームのそれぞれの一つの組織を作っている。その色別対抗ネットボール大会の2日目。明日,我々も体験するとあって鶴高生も多くが応援に駆けつけていた。
5限(14時15分~15時10分):Charlotte Sensei's English Class
早いもので今度の日曜日(8月13日)の夕方にFairwell Party(さよならパーティー)が行われる。この時間は一人一人が行うスピーチの原稿作りをした。一人30秒から1分程度ということと,できるだけ暗記する,原稿の棒読みにならないようにする,などの注意を受けて作成に取りかかった。
時間は待ってくれない。ちょうど1週間後,この地を後にしなければならない。
《今日のおまけ》
Rうだけでなくもう一人,この期間中にめでたく誕生日を迎えたのがKみ。彼女がOpihiの友達からもらった手作りカードを紹介する。中にはがんばって日本語で書かれているものある。多くの人に祝福され最高の誕生日を迎えられたのではないか。