お知らせ

2021.01.24 鶴ヶ丘の授業

<鶴ヶ丘の授業> 第14回 3年普通コース 英語圏研究②

三年生の卒業も間近に迫り、いよいよ今週が最後の授業となりました。年をまたぎ、長期にわたり取り組んでいる英語圏研究も

最後のフェーズに突入です。

英語圏の様々な「アート」をテーマに、

「作中で、日本の常識や当たり前と異なっていることは何か?」

「作品に込められたメッセージは何か?」

「そこから得られる教訓、警告、励ましは何か?」

について考察をし、発表をするという企画です。

※英語圏研究とは?さらに詳しく!➛こちらをご覧ください※

 

実に面白いプレゼンテーションが多くみられ、鶴高生の感性の豊かさ、発信力の高さを感じさせられました。

どの作品もよくできていたため、グループの中で優秀作品を選ぶことも難しかったのでは!?と思います。

今回は、秀作ぞろいの3年K組のクラス代表決定戦についてご紹介します。

↑映画から本、さらには社会問題まで英語圏に生きる人々の考え方に触れられるラインナップになっています。

各グループの代表がクラス全員の前でプレゼンテーションを行う決勝戦の真っ最中です。

オーディエンスとなるその他の生徒は、心を込めてコメント&評価表を記入します。話し手も聞き手も

情熱をもって取り組んでおり、大変よい緊張感にクラス全体が包まれていました。

 

コメントの一部を紹介します。

★『ショーシャンクの空に から考察する、日本と海外外の刑務所とその違い』へのコメント★

➛「映画について詳しく説明されていて、見てみたいなと思えるような発表でした。さらに、ただ作品について発表するのではなく作品の舞台である刑務所について詳しく調べてあって、この知識を得てから作品を観るとまた面白くなりそうだと思いました。生まれてから日本にずっといる分、日本の様子を当たり前だと感じていたけれど、刑務所一つ見てもこんなに海外との違いがあることに驚きました。」

 

★『Stranger Things-80年代のアメリカ、未知の世界―』

➛「80年代の雰囲気を現代人が再現するという発想がとても面白い。80年代という、今と比べてテクノロジーの発達もしていない中、便利に生きられない時代だからこそ持てる関係や、経験があったのだというまとめに共感した。」

 

★『サピエンス全史―現代のサピエンスは幸せか?』

➛「ホモ・サピエンスが生き残れた理由など自分とは関係あるが、あまり考えたことのないことを考える機会をもらった。「フィクション」のおかげでホモサピエンスは生きてこられたわけだが・・・幸せ、とはなんだろうか。考えさせられる」

 

上記はほんの一例ですが、生徒たちの熱意が伝わったら嬉しく思います!

各クラス、この代表発表を通してクラスグランプリを決定し、さらに次の段階に進み英語圏研究の完結としたいと思います。

次回のご報告もお楽しみに!

 

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