お知らせ

2023.08.14 野球部

野球部活動報告 西東京大会⑥

「第105回全国高等学校野球選手権大会西東京大会」

準々決勝 7月23日 明治神宮野球場

     本校10x―3早稲田実業学校(7回コールド)

開幕戦を勝利したここ神宮球場に再び立てる日が来ました。勝ち進むこと5回。

強豪早稲田実業相手に、このような結果を残せるとは正直思いも寄りませんでした。

確かにチームとしての調子は上がって来ているように思いますが、両コーチの見方はどうでしょうか。

 

Tコーチ:

西東京大会のベスト4を懸けた早稲田実業学校さんとの大一番でした。春季大会で逆転負けを喫していたため、チーム全員がリベンジを誓った一戦。いきなり3点を奪われる厳しい展開でした。しかし、3回に相手チームのミスも絡み、ビックイニングの6得点。鶴高の大応援団のボルテージが最高潮に達しました。そして4回にはチーム主砲の一発も飛び出し完全に鶴高ペース。途中から登板した投手のテンポの良い投球もチームに流れを生んでくれました。結果は10―3のコールド勝ちでした。ついに春季大会の雪辱を果たすナイスゲームでした。遂に準決勝進出です。眼の前の一戦に集中し、西東京制覇を目指します。

 

Sコーチ:

早実との試合は春のリベンジマッチという事で、選手たちも気持ちが入っていました。両チームの流れを変えたのは比江島のピッチングでした。テンポよく守備の時間を3回から短くする事ができ、自チームの得点に繋がりました。エラーをしたチームが負ける。その通りの試合になりました。また、木嶋のホームランはチームに流れをさらに持ってくる一打となりました。ここからはいかに我慢強く、自分たち鶴高の野球が出来るかが勝負です。一戦必勝で目の前の相手にぶつかっていくだけです。しっかりと準備していきます。

 

両コーチの指摘するとおりリベンジという気持ちは選手たちの闘争心により一層火を付けたようです。選手全員で良い流れを作り出す。

鶴高の全員野球の精神が見事に結晶化した一戦でした。